チャーリー・カーク暗殺事件で、政治思想とは無関係に世論が足並みを揃えて訴えているのがキャッシュ・パテルFBI長官の辞任要求。FBIをを猛批判して長官に任命されたパテルは、トランプ氏に関する童話を2冊書いたMAGA弁護士で、彼の右腕のボンジーノ副長官はMAGAインフルエンサー、共に捜査畑の経験は皆無。カーク暗殺事件捜査はそんな2人の実力＆常識不足を露呈したもので、事件の夜、パテルが捜査より優先させたのが、NYで最も予約が取れないイタリアン・レストラン、RAOS/レイオスでのディナー。この日FBIは精神障害を患った老人、保守右派のカーク支持者を不当に拘束し、取り調べ後に釈放しましたが、その確認前に容疑者逮捕を発表したのがパテル。結局、容疑者タイラー・ロビンソンは事件の33時間後に身内の通報で逮捕となり、その間 無力をさらし続けたのがFBI。パテルはFBIの200人のスタッフを電話会議で怒鳴りつけましたが、現地ユタ州ソルトレイクのFBIは人望と実力があったトップをパテルが不当に解雇していたために組織がガタガタ。事件直前には、FBIを不当解雇された別の捜査官3人がトランプ政権、司法省、パテルを相手取って訴訟を起こしています。トランプ氏は世論とは裏腹に、パテルをSNSで全面擁護していますが、彼の力量不足にはFOXニュースのキャスターさえ批判を展開しています。

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