72歳にして再びそのルックスの変貌が注目される
かつてのハリウッドの超イケメン、ミッキー・ローク
Published on 11/18/2025
1952年9月16日生まれのミッキー・ローク(73歳)と言えば、80年代に「ダイナー」(1982年)、フランシス・コッポラ監督作品「ランブル・フィッシュ」(1983年)といった地味ながら質の高い作品で、
評価を集めていた中、「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」(1985年)、「ナインハーフ」(1986年)で一気にハリウッドのイケメン俳優として頂点に乗りつめた存在。特に後者は、当時モデルだった
キム・ベイシガーの出世作となり、彼女を服従関係と、ソフトなSMプレイで支配するウォールストリートの金融マンを演じ、一躍アメリカのみならず、世界中でセックス・シンボルの地位を確立。
「ナインハーフ」は11年後に相手役をモデルのアンジー・エヴァ―ハートに替えて続編が製作されましたが、そちらはさほど注目を集めずに終わっています。
私生活では1989年に公開された「ワイルド・オーキッド(邦題:蘭の女)」で主演に抜擢されたモデル、キャリー・オーティスと交際して結婚。
後に離婚したものの、ハリウッド・ロマンスとしては長く続いたと言われる関係。
演技力については、批評家から厳しい評価を下されてきましたが、セックス・シンボルとしてのステータスが失われ、アクの強いキャラクターを演じるようになってからは
徐々に評価を獲得。2008年に公開された「レスラー」では、年齢を重ねる格闘家を演じてオスカー主演男優にノミネートされています。
しかしかつてルックスが良かった彼は、容色の衰えの激しさを指摘されるハリウッド男優の筆頭。
理由は美容整形、エイジング、ドラッグの使用、趣味で続けて来たボクシングによるダメージ等、様々な要因が重なり合った結果で、ここではそんなミッキー・ロークの
過去40年以上に渡る容姿の変化をタイムラインでご紹介します。
写真上は、左が「ランブル・フィッシュ」、右側が「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」のシーンからの写真で、既に売れっ子になりつつあった 大ブレーク直前の時期。
写真上左は、「ナインハーフ」撮影時のスナップ、中央はキム・ベイシガーとのプロモーション・ショットで、この頃の彼は女性の誰もが憧れる存在。
セックス・シンボルという肩書を欲しいままにしていた時期。
写真上、左は「ワイルド・オーキッド」のプレミアでカンヌ映画祭を訪れた際のスナップで、この頃は相手役のキャリー・オーティスと交際中。
キャリーは後に、カルバン・クライン・ジーンズの広告に起用されモデルとしても大ブレークしています。
中央はハリウッドでのスター・ステータスに徐々に陰りが見えて来たころで、「ハーレー・デヴィッドソン&マルボロマン」に不本意ながら出演した際のスナップ。
写真上左はこの時までに離婚していたモデル、キャリー・オーティスとのショット。結婚期間中の2人は夫婦でドラッグを使用していたことが伝えられていました。
俳優になる前はボクサーだったミッキーは、この頃を前後して、再びボクシングを始めたことが伝えられ。
この頃になると、出演するのはハリウッドのメジャー・スタジオの映画ではなく、インディペンデント系の映画が中心。
2008年には前述の「レスラー」でオスカーにノミネートされ、見事にスターダムに”カムバック”した印象でした。
2010年には「アイアンマン」に悪役として出演。この頃までは、カムバックのスター・オーラが感じられましたが、
容色の衰えが激しくなったのがその直後から。
原因と言われるのは若い頃からのドラッグの使用、ボクシング・マッチで殴られための顔のダメージ、
生え際が上がって頭髪が薄くなってきたことが挙げられ、2014年のショットでは明らかにウィッグを付けているのが分かる状態でした。
写真上の時期はミッキー・ロークの容姿の変貌ぶりが芸能メディアで頻繁に取り上げられていた時期で、とてもハリウッド俳優とは思えない
安物のウィッグが痛々しいと言われたのがこの時期。2017年のスナップはノーズ・ジョブ(鼻の整形)をした時のスナップで、
ボクシングで鼻の骨が折れたための手術と説明されていました。
この頃にはウィッグがマシになったのに加えて、帽子やヘッドスカーフで生え際を隠すようになっていますが、肌の衰えは進んでおり、顔の印象もどんどん薄くなっているのが見て取れます。
写真上は全て2025年のショットで、左は4月から彼が登場したリアリティTV 「セレブリティ・ビッグ・ブラザーUK」に出演した際のスナップ。
中央はその仲間たちとのインスタショット。そして、右は8月に自宅でデリバリーをピックアップ姿のスナップ。
ウィッグ無しで、髪も眉も染めていないので、かなり年齢を重ねた印象になっています。
写真上は、彼の代表作「ナインハーフ」の共演者、キム・ベイシガーとの24年を隔てての2ショット。キムは90年台にはアレック・ボールドウィンと結婚し、
「LAコンフィデンシャル」でオスカーの主演女優賞を受賞。その後アレックとは離婚しています。
中央は、後に妻となるキャリー・オーティスと共演した「ワイルド・オーキット」のシーンで、最後まで審査に残ったスーパーモデル、シンディ・クロフォードよりも
キャリーを選んだのはミッキー自身であったとのこと。

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