Mar. Week 2, 2021
”Ion Facial & Hair Steamer”
肌と頭皮に究極の保湿をもたらすイオン・フェイシャル&ヘア・スティーマー

私がマイアミに出掛ける度に思うことが「もしこの街に住んだら私はきっと一生モイスチャーライザー要らず」ということ。 それほどまでに秋冬でも湿度の高さを感じずにはいられないのがマイアミ。
ニューヨークとマイアミの双方にクライアントを持つフェイシャリストによれば、マイアミのクライアントの肌の方がそんな湿度の高い気候のせいで ニューヨークのクライアントに比べると 遥かにシワが少なく、肌に弾力があるとのこと。でも一年中 陽に当たっているせいでマイアミアンの方がニューヨーカーよりシミや色素沈着が多いとのことで、 住む環境が肌のエイジングに深く関わっていることを感じさせているのだった。
ニューヨークは部屋に暖房が入る季節になると、室内も屋外も空気が乾燥して 肌や頭皮の乾燥するのはもちろん、髪の毛の静電気にも悩まされるけれど、 いうまでもなくこれらは美容の大敵。 ここにご紹介するイオン・フェイシャル＆頭皮用のスティーマーは、その問題を解決するプロダクトとして パンデミック中にビューティー・フリークの間でブレークしていたプロダクトなのだった。

パンデミック中は、ホームスパ・プロダクトの売り上げがアップしていたけれど、これもその1つで、 ノズルのアタッチメントを付けると、イオン・フェイシャル・スティーマーとアロマセラピー・スティーマーを兼ねて、 それをドーム型のアタッチメントに付け替えると、頭をスッポリ覆う頭皮＆ヘア用のスティーマーに早変わりするデザイン。 ドーム型のアタッチメントは顔を覆うようにセットすることによって、より効率良く顔にスティームを当てることも可能。
スティームをあてると肌の毛穴が開いて、毛穴の汚れや老廃物が出てくるデトックス効果をもたらし、その後スキンケア・プロダクトの浸透が良くなる一方で、 効果的かつ強力な保湿効果が望めるので、週に2回程度のスティーム・トリートメントは顔の肌、頭皮の若返りに極めて効果的なだけでなく、 頭髪にコシやツヤが出て、フケの問題が解消するという利点があるのだった。

このスティーマーの使い方は極めて簡単で、アタッチメントの取り換えは説明書を読まずしてできるほど。 それより難しいのは 頭皮のトリートメントをする際に スティーマーを置く安定した場所を確保すること。 ドーム型のアタッチメントが頭をスッポリ覆う高さで、スティーマーが落ちない場所というのは意外に家の中には見あたらないもので、 私の場合、リヴィング・ルームのキャビネットの上に置いたけれど、それでは高さが足りないので、本を重ねてポジションを調節することになったのだった。 同様の苦労はこのプロダクトの愛用者の多くが経験しているけれど、 頭皮&ヘアのスティーム・トリートメントはその苦労に見合うだけの髪の毛のツヤと健康をもたらすもの。 ヘアトリートメント剤をアプライした状態で行っても、何もアプライしない状態でそのまま行ってもOKで、 水分がしっかり補給された髪の毛は、強度が増すので切れ毛が減るだけでなく、弾力が出るメリットをもたらすのだった。

またヘアにスティーマーを使うとヘアカラーが長持ちするメリットが指摘されるけれど、ヘアダイを含むケミカル・トリートメントの頻度や スタイリング剤の使用が多ければ多いほど、スティームによる頭皮とヘアのデトックス効果は絶大。 またシャンプーでは落ちないレジドゥー（残留物）もスティームを当てると剥がれ落ちると言われるけれど、 それは顔の肌も同様。クレンジングでは落とせないメークやスキンケアのレジドゥーがスティームを当てると落とせるので、 肌のストレスが軽減されることによって早まるのが肌のターンオーバー。 それ以前にスティームにはリラクセーション効果もあるので、たかだか蒸気と侮らずに美容に活用すべきものなのだった。
イオンフェイシャル＆ヘア・スティーマーは、今後CUBE New Yorkでも取り扱い予定です。

執筆者プロフィール 秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター＆リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー＆イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。

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