W New York Union Square Reopened
After a $100 Million Renovation

1億ドルを投じて高級ホテルに転身!
W ユニオンスクエアはニューヨーカーの新たな社交場になれるか?

Published on 9/24/2025


引き続きホテルの建設ラッシュを迎えているニューヨーク市。2024年には25軒、2025年には17軒の新しいホテルがオープン。 そして2025年には お馴染みのホテルのリオープンで、新しい客室が合計で5千719ユニット増えることが見込まれますが、大型リオープンを果したホテルと言えばパーク・アヴェニューの老舗、ウォルドーフ・アストリア・ホテル。 そしてもう1つ、この秋期待の目玉リオープンとなったのが 1億ドルを投じた全面改装を終えた Wニューヨーク・ユニオンスクエア・ホテル。
2001年に 当時ブティック・ホテルの先駆者として注目を浴びていたWブランドが、アップスケールでトレンディなホテル兼、ニューヨーカーの社交場としてオープンしたのがオリジナルのW ユニオンスクエア。 そして過去25年間で、NYのラグジュアリー・ホテルのコンセプトが変化したのを受け、今やマリオット傘下になったWが行ったのが、 ブランドのDNAを打ち出しながら、NYのエナジー、独自の大胆なデザインを打ち出した大改装。
建物自体は 1911年に建てられたボザール様式の建築物で、歴史を感じさせるファサード、壮大な大理石のアーチなど、当時の建築の魅力はそのままに保存。 そして2001年にオープンした際のデザインを手がけたロックウェル・グループが今回も改装を担当。 1990年代からNYの一流レストラン、ホテルを手掛け、その後全米、そして世界に活躍の場を広げたロックウェル・グループが得意とする シアトリカルでエキサイティングなデザインが展開されています。
NYは観光、ビジネス目的の旅行者が多いとは言え、旅行者だけをターゲットにしていてはサクセスが収められないホテル激戦地。 ニューヨーカーがホテル内のバーやレストランで社交を楽しまない限りは、一流ホテル、トレンディング・ホテルとは言えないとあって、 ニューヨーカーのマグネットになるアトラクションを引っ提げてのリオープンになっています。



写真上はロビー・エリアとエレベーターホール。エレベーター・ホールを含めた照明器具は、マンハッタン ヘンジ(マンハッタンの東西の通りと夕日が完璧に重なる毎年恒例の現象)をモチーフにしたものになっています。


写真上は、ホテル内の目玉スポットで、ニューヨーカーのラウンジ・ニーズを満たすためにデザインされている ”リビングルーム”。 1911年当時にも人々を驚かせた壮大なボザール様式の空間。 高い天井には彫刻が施されたロゼットが飾られた圧巻の空間。ホテルの歴史にモダンなデザインが融合したスペース。 リビングルーム・カフェでは 昼間はデボシオンのコーヒー、夜はカクテルを提供しています。


写真上と下は、ホテルのシグニチャーレストランである”シーホース”。 マーサー・ストリート・ホスピタリティ&レストランを経営するジョン・マクドナルドが手掛けるアップスケールなダイニング・スペース。 2025年9月24日にオープンで、メニューの中心となるのは 新鮮なシーフードと ユニオンスクエア・グリーンマーケットから仕入れた旬でオーガニックのローカル食材。 店内は、ヨットをイメージした木製ストライプの床で、海をモチーフにした幻想的な壁画がインパクトを提供しています。






写真上は、独得のインテリアの客室。 Wユニオンスクエアは、広々としたペントハウス・スイートを含む265室の客室&スイートを擁し、料金はダブルルームで1泊650ドルから。 w-hotels.comから予約が可能です。


写真上はバスルームで、シャワー・ルームだけのユニットでもゆったりした印象。バスタブも大き目で、客室のレトロモダンなインテリアとマッチしたバスルームになっています。


Wユニオンスクエアのブランドを カスタム・ファニチャーのデザインとテイストでアピールしたインテリアはホテルの魅力の1つ。 ユニオンスクエアにはチェス・テーブルがあって、そこでニューヨーカーがその場に居る人達を相手にチェスを楽しんできたとあって、 インテリアにもチェスボードのモチーフが見られ、実際にチェス・テーブルも置かれています。



ヘルス・コンシャスなホテル利用客のために用意されているのが、アップスケールで広々した最新鋭のジムとペロトンス・タジオを備えたウェルネス・センター。 マニアックなワークアウトにも対応出来る設備が整っています。


レストラン、ライブラリー・バーと共に、新たなWユニオン・スクエアの目玉になるのがルーフトップ・バー。商業インテリア会社AvroKOがデザインを手掛け、マンハッタンのスカイラインを一望する絶景を誇るのに加え、 雨天の際や寒い季節には、開閉式屋根で天候と気温に対応。ルーフトップ・レストランもオープンする見込みです。


ユニオンスクエアはミッドタウンのビジネス街にも、ウォールストリートにも簡単にアクセスが出来るエリアとあって、ビジネス・ミーティングのスペース、イベントやプレゼンテーションのスペースも提供されています。


Wユニオンスクエアの魅力の1つは、ニューヨーカーの憩いの場であるユニオンスクエアがフロント・ヤードの役割を果たすこと。クリスマス・シーズンにはギフトを販売する露天市で賑わい、毎週月曜、水曜、金曜、土曜日には 午前8時から午後6時までグリーン・マーケットがオープン。アップステートの農家から直送されたオーガニックな野菜や果物、ベークド・グッズの露店が出店し、独得の市場の雰囲気が楽しめます。


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