Stil Sold in $37million!
不動産価格が下がるNYCでも3700万ドルで売却、
トム・ブレイディ & ジゼル・ブンチェンのラグジュアリー・コンド
Published on 2/5/2021
2020年のアメリカは低金利、パンデミック&自宅勤務による移住組が増えたことから住宅売上が前年比で18%アップしましたが、
そんな全米の状況とは裏腹に不動産価格が下落していたのがニューヨークで、高額物件ほど売り上げが振るわないことが伝えられて久しい状況。
ですがそんな下降トレンドのマーケットでも、売りに出して程なく3700万ドルで買い手がついたのがトム・ブレイディ&ジゼル・ブンチェン夫妻のここにご紹介するコンドミニアム。
この物件はロバート A. M. スターンがデザインしたハドソン・リバーのウォーター・フロントのラグジュアリー・ビルディング、70ヴァ―シティ・ストリート内で、
すぐ傍に位置するのがロックフェラーセンター以来の大開発として250億ドルを投じたプロジェクト、ハドソン・ハーズ。
トム&ジゼル夫妻は、このビルがまだ完成前の2018年にこの物件を2546万ドルで購入。ちなみに不動産業界では建設中に物件を購入するとその価格が10~20%割安になるのが常。
これはデベロッパーがビルの完成を待たずして 売上を回収することにより 建物の施工費の支払いに当てたり、次のプロジェクトの資金に出来るため。
トム&ジゼル夫妻はこのビルがよほど気に入ったようで、ビル内にこの物件を含めて2つのコンドミニアムを購入。
売却したのはサイズが大きい5ベッドルームのアパートで、もう1つの物件は2人のNYの住まいとしてキープしています。
トム&ジゼルは同物件売却で1000万ドル以上の利益を得た計算ですが、その前に2人が所有していたチェルシー地区のコンドミニアムは、
売りに出した2016年から2年以上 買い手がつかず、購入価格を下回る約1400万ドルにまでディスカウントをしてやっと買い手がついたというアンラッキーな結果になっていました。
ここでは、そのトム&ジゼルが大きな売却益を上げた物件と、70ヴァ―シティ・ストリートのビルディング・アメニティをご紹介します。
写真下はビルのビューとハドソン・リバーのウォーター・フロントからの外観。高層フロアからは自由の女神が眺められます。
写真上はウィンドウ・ウォールから自然光が降り注ぎ、ビューも抜群のメイン・ルーム。70 ヴァ―シティは14階建て、僅か46ユニットという
エクスクルーシブなビルディングで、ヴァレット・パーキングのプライベート・エントランスでプライバシーが守られています。
写真上は、最新のアプライアンスを導入したモダンなダイニング・キッチン。パントリー、ワインセラーのスペースもタップリあり、機能的で開放的な
空間に仕上がっています。
写真上は書斎のインテリアであるものの、子供部屋にもコンバートできる部屋。ウィンドウ・ウォールからはハドソン・リバーの絶景の夕日が眺められます。
写真上は、マスター・ベッドルーム。マスター・バスルーム、ウォークイン・クローゼットと隣接し、全体がマスター・スウィートになっています。
写真上は、コンドミニアム内の5つのベッドルームのうちの1つ。窓からのビューは隣のビルディングですが、このエリアはウェストサイド・ハイウェイに沿った
人通りが少ないエリアで、他のマンハッタンのエリアとは異なる雰囲気です。
写真上は、マーブルのタイルのバスルーム。全体的にロバート・A・M・スターンらしい直線のフォルムがアクセントになった外観とインテリアになっています。
写真上は、ビルのアメニティ。手前がラウンジで、奥に見えるのがダイニング・ルーム。好みのシェフのケータリングを今シアージュを通じてアレンジしてディナーパーティーを行うことが可能です。
写真上は、同じくアメニティのクラブ・ラウンジ。隣のスペースは奥にチェス・ボードが見える通りゲームルーム。
写真上はゲームルーム。テーブルの奥にあるロッカーのようなスペースは、自分の好みのブランデーやウィスキーのボトルをキープしておくためのもので、
この空間はバーラウンジの役割を果たしています。
写真上はハイテク・マシンを揃えたジムとスイミング・プール。パーソナル・トレーナーのサービスがあるのはもちろんのこと。
写真上はジムに併設したスパと、ルーフトップのアウトドア・ラウンジ。スパはサウナ、スティーム・バス、マッサージ、フェイシャルなど、
様々なニーズに対応。ルーフトップは地上15階ですが、付近は建設規定で高層ビルが建たないので、十分に美しいビューが楽しめます。
写真上は、トム&ジゼルが2020年末に1700万ドルで購入したマイアミのインディアン・クリーク・アイランドの物件。
2人は現在敷地内に建っている邸宅を取り壊して、1からエコ・コンシャスな大邸宅を建設するとのこと。
物件の買い取り、邸宅の取り壊しと新規建築費が、NYCのコンドの売上で全て賄えた計算になっています。
インディアン・クリーク・アイランドは、ボートと1本のブリッジを通じてでなければアクセスできないプライベート・コミュニティで、
全物件がウォーター・フロント。中央にエクスクルーシブなカントリークラブがある、マイアミでも富裕層が住むことで知られるアイランド。
ここにはカール・アイカーン、エディ・ランパートといったビリオネア、ジゼルのモデル仲間、アレッサンドラ・アンブロジオが邸宅を構えるほか、
イヴァンカ・トランプ&ジャレッド・クシュナーも土地を購入したばかりです。
ちなみにニューイングランド・ペイトリオッツから、今シーズン、タンパベイ・バッキャナーズに移籍したトム・ブレイディは
シーズン中は家族と デレク・ジーターがタンパに所有する邸宅をレンタルして暮らしていたとのこと。
今後はそのジーターと同じマイアミの住人になる予定です。
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