Birkin Prices are Sinking
at Auction & Resale Sales

バーキンのオークション&リセール価格がダウン
投資目的バイヤーが減り、ウェイティング・リストの名前も減少中!?

Published on 2/5/2026


昨年オリジナルのバーキンがオークションで1000万ドルを超える高値で落札され、2026年1月にはサザビーズで ジェーン・バーキンが所有したサイン入りバーキンが当初の落札予想価格44万ドルを大きく上回る290万ドルで落札されたものの、 現在起こりつつあるのがバーキンの再販価格の値崩れ。
バーンスタインの調査によると、バーキンとケリーの平均再販プレミアムは 2022年にピークをつけ、小売価格の2.2倍にまで上昇したものの、 2025年後半には約1.4倍に低下。また再販価格が値崩れすることで起こるのが、 投資目的のバイヤーによる購入減少。 それによりエルメスでは、2年待ち、3年待ちと言われたバーキンやケリーのウェイティング・リストの名前が どんどん減りつつあることが伝えられているのだった。



差額が生む投資価値の減少


2026年の25cmTOGOバーキンの小売価格は約1万3500ドル。そして ボックス、ダストバックを含むオリジナル・パッケージが揃った新品同様のバーキンの再販価格は、 ブラック、エトープ等のクラシックなニュートラル・カラーであれば約2万ドル。 購入したバーキンを右から左に売りに出すだけで差額が儲けになるけれど、 2022年であれば1万ドルで購入したバーキンが平均2万2000ドルで売れたので、遥かに高いリターン率。
バーキンのウェイティング・リストには、高級ワインや時計同様に収集しては高値で売って稼ぐという投資目的の購入者が非常に多いことで知られているのだった。 2026年もエルメスが約6%の値上げを行った一方で、現在再販価格は下落中。 すると投資のリターン率がどんどん下がって行く訳で、現在のリターン率では購入に踏み切らないバイヤーが増えつつあるのが現状。
再販価格が下がっている理由の1つは、エルメスが生産数をコントロールしていても、投資目的のバイヤーが再販市場に売りに出す数がどんどん積み重なった結果、 バーキンが再販市場で決してレアなバッグではなくなってきたこと。それに対応してラグジュアリー・バッグのリセール業者も増え、 今ではウォルマートまでもが、中古バーキンの販売を始める始末。 その一方で、世の中はインフレが進み、で、既にリセッションに突入しているという声もある中、 AI導入による雇用不安など、経済の先行きに不安を抱える人々が多い状況。 そのため、特に再販市場では「今バーキンを買っておこう」という人々が確実に減って来ており、 需要減少、供給増加となれば、再販価格が下がるのは当然の成り行き。
再販価格が下落し始めると、投資目的で在庫を抱えていた人々が売り急ぐことで、更に価格下落に拍車を掛けることから、 バーキンはパンデミック後にピークを付けたブームが終焉し、ありとあらゆる市場で起こる景気サイクルのリセット現象が起こっていると 見られているのだった。



値崩れし難いお宝バーキンとは?


長く続くバーキン・ブームにもトレンドがあって、セレブリティから一般人までが、ことごとく35cmのサイズを持っていたのが1990年から2010年前の時期。 2010年以降になると一時的に30cmに人気がシフトものの、程なく主流になったのが25cmサイズ。 現在は再販市場で、25cmサイズが30cm、35cmの価格を上回る状況で、それほどニーズが集中しているのが25cm。
貧富の差が開き始めてからは、TOGOレザーが「平民のバーキン」とも言われるようになり、セレブリティを中心にステイタス・シンボルになったのがクロコダイル・バーキン。 中でもヴィクトリア・ベッカム、キム・カーダシアン、ジェニファー・ロペスなどありとあらゆるセレブリティがこぞって持っていたのが、ヒマラヤン・バーキンと呼ばれる白地に一部薄い グレーブラウンが入ったクロコダイル・バッグ。 オークションでの高額落札記録を持つバーキンの中には、このヒマラヤン・バーキンでプラーク(バックル部分)がダイヤのパヴェになったものが含まれているのだった。
しかし今は、ブラックのクロコダイルの方が再販市場ではニーズが高いとのことで、基本的にクロコダイルは、ケリーもバーキンも値崩れ知らずで、価格が上がり続ける投資対象。 25cmのクロコダイル・バーキンは、現在エルメスの小売価格が7万1000ドル。そして新品同様の再販価格は25万ドル。 購入してから直ぐにリセールに出すことで、日本円にして約2700万円の利益が出るのだった。


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