ベイウォッチ、活動家、ノーメーク女優、パメラ・アンダーソンの
過去25年のルックス軌跡から学ぶ美容タブー
Published on 4/10/2025

パメラ・アンダーソンと言えば、1980年代後半にモデルとしてキャリアをスタート。1990年2月にプレイボーイ誌のプレイメート・オブ・ザ・マンスに選ばれたのをきっかけに、
これまでで最多カバー記録を持つ存在。
でも彼女の人気が大きく高まったのは、1992年から5シーズンに渡って出演した人気ドラマ「ベイ・ウォッチ」。
運動神経抜群なパメラが、得意の水泳と、完璧なボディ、輝くブロンドで演じたCJパーカー役は、一躍彼女を”アメリカのセックスシンボル”にのし上げていました。
そんな彼女は、1990年代後半に、やっとインターネットが普及し始めたタイミングで、セクシーなグラビアをウェブサイトで公開。アクセスが集中した結果、サイトがダウンし、
世の中に ウェブサイトというものがクラッシュすることを知らしめる結果になっています。
その彼女も今年7月1日で58歳。 昨年2024年に公開されたインディーズ映画「ザ・ラスト・ショーガール」で、今年のゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、
初めて演技力で高い評価を獲得しましたが、同作品のプレミアや数々の映画祭に出席する度に
スナップされた彼女はノーメークのスッピン。
これまでに4人の夫と5回結婚し、その間、動物愛護の活動家になり、ヴェジタリアンをサポート。アンチ・ポルノグラフィーの活動をする傍ら、
ウィキ・リークの設立者で、アメリア陸軍の機密文書を公開するなど、物議をかもしたジュリアン・アサンジュをヒーローと呼んで、
彼の罪の取り消しを求める活動を行うなど、アクティビストとしても知られてきたのが彼女。
ここではそんな彼女のルックスの変化を振り返りながら、
彼女のキャリアや活動の軌跡と、ビューティーのタブーをタイムラインでご紹介しています。

パメラ・アンダーソンは1967年7月1日生まれのカナダ系アメリカ人。写真上はTV出演がスタートした頃のパメラで、
ABCの高視聴率のコメディ「ホーム・インプルーブメント」にも出演。
この時代に最初の豊胸手術をしてバストサイズを34Dカップにしています。

写真上の時期は、押しも押されもしないアメリカのセックス・シンボルになった時期で、1995年にはロックバンド、モトリー・クルーのドラマー、
トミー・リーと結婚。子供を設けていますが、同時に2人のセックス・ビデオが流出。自宅から盗まれたビデオを巡って、裁判で闘うことになっています。
ちなみに2人は1998年に離婚。トミー・リーは、パメラと結婚する前の1993年まで、7年間に渡って「メルローズ・プレース」で知られる女優のヘザー・ロックレアと結婚しており、ヘザーはトミーと別れた翌年に、
ボンジョビのギタリスト、リッチー・サンボラと結婚しています。

写真上はTVドラマ「VIP」に出演していた時代。トークショーにも頻繁に出演。また2003年には映画「スケアリー・ムービー3」に出演。
同じく2003年には「ベイウォッチ」の劇場映画版「ベイウォッチ:ハワイアン・ウェディング」に出演。
この頃までに、最初の豊胸手術のシリコンが漏れて来たことを理由に除去し、再手術でバストサイズをさらに大きい34DDにしたことが伝えられていました。

2006年には、当時話題のコメディ映画「ボラット」に出演。2008年にはセレブリティのリアリティTVブームにのって、
「Pam: Girl on the Loose 」に出演。これをきっかけに女優業よりもリアリティTVをキャリアの中心にする活動がスタートします。

写真上は、世界各国で展開されていたリアリティTV、「ビッグ・ブラザー」に出演していた時期で、インド、イギリス、ブルガリアの放映ヴァージョンに出演。
この頃にはアメリカでは「かつてのセックス・シンボル」というイメージになってきています。

服装で肌の露出が減り始めたのがこの頃で、徐々に動物愛護運動にのめり込んでいき、PETAのスポークス・パーソンを担うようになっていきます。
アメリカではブロンドで、バストが大きいというだけで、IQが低いと決めつける傾向が在りますが、
パメラはそのイメージとは裏腹に地に足がついた主張をすることで、PETAには広告塔として重宝がられたようです。
この頃、アンチ・ポルノグラフィーのアクティビストとしても活動をするようになったパメラは、
一部ではプレイボーイのポルノグラフィーでキャリアを築いた経歴を皮肉られていました。

2017年で50歳を迎えたパメラは、この頃からウィキリークの創設者、ジュリアン・アサンジュをサポート。2019年にはロンドンのエクアドル大使館に身を寄せていた彼を訪問し、
熱心なサポートを見せていました。
メディアは、彼女が訪問するニュース性を認めながらも、そのサポートをシリアスに捉えていないのが実情でした。

2022年にはブロードウェイ・ミュージカル、「シカゴ」でロキシー・ハート役を演じ、評価を獲得。
この時の演技が、2024年公開のインディーズ映画「ザ・ラスト・ショーガール」のキャスティングに繋がったと言われます。
2024年のスナップは、映画プロモーションやプレミアのものですが、いずれもノーメークで登場。
女性には支持されましたが、美容専門家は「ベイウォッチ」の撮影などで、若い頃から日差しを浴びて来た顔、身体の肌のダメージ、
そして若い頃から細くし過ぎた眉のせいで、彼女が年齢より老け顔になっていることを指摘。
サンスクリーンの使用と、眉毛を抜き過ぎないことがビューティーの教訓としてプロモートされていました。

2025年に入ってからは、メークを復活させていますが、パメラがノーメークにしていた理由は、
長きに渡って彼女のメークアップ・アーティストを勤めて来た親友を乳がんで失ってしまったためと説明され、
彼女の死後、メークに興味が持てなくなったとのこと。
またスキンケアや食事に含まれるケミカルを嫌う傾向も高まったと言われます。


![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |




★ 書籍出版のお知らせ ★


当社に頂戴した商品のレビュー、コーナーへのご感想、Q&ADVへのご相談を含む 全てのEメールは、 匿名にて当社のコンテンツ(コラムや 当社が関わる雑誌記事等の出版物)として使用される場合がございます。 掲載をご希望でない場合は、メールにその旨ご記入をお願いいたします。 Q&ADVのご相談については掲載を前提に頂いたものと自動的に判断されます。 掲載されない形でのご相談はプライベート・セッションへのお申込みをお勧めいたします。 一度掲載されたコンテンツは、当社の編集作業を経た当社がコピーライトを所有するコンテンツと見なされますので、 その使用に関するクレームへの対応はご遠慮させて頂きます。
Copyright © Yoko Akiyama & Cube New York Inc. 2024.