His Most Expensive Condo in LA
「フレンズ」キャストで1番最後に50歳を迎えたマシュー・ペリー、
そのルックスの変貌と、彼が売りに出したLA最高額のコンドミニアム
Published on 8/23/2019
8月19日に50歳の誕生日を迎えたのが人気TV番組「フレンズ」のチャンドラー役で知られるマシュー・ペリー。
彼は「フレンズ」のキャストの中では最年少で、彼が34歳だった2004年5月6日に最終回を迎えた「フレンズ」は当時のアメリカ国内だけで、5250万人の
ビューワーを獲得。その後もネットフリックスやケーブル局で再放送が人気を博しているのは周知の事実。
今年は「フレンズ」がスタートして25周年とあって、全米の1000の映画館で9月23日、9月28日、10月2日の3日間に渡って
人気の高いエピソード放映されることが決定しています。
そのマシュー・ペリーは2017年のドラマ出演を最後に過去2年は俳優業を遠ざかっていますが、1997年〜2000年に掛けては
ロマンティック・コメディ映画にもてはやされた時期もあり、その後ドラッグの問題や精神的な落ち込みでリハビリ入りをしてそのキャリア・チャンスを棒に振った形になっています。
そのマシュー・ペリーが50歳のバースデーを迎える直前にメディアに話題を提供したのが、彼がLAのザ・センチュリー・ビルディングの中に所有する
9000スクエア・フィート(約840平方メートル)のペントハウスを3500万ドルで売りに出したというニュース。
これはLAのコンドミニアムでは史上最高額で、実際に物件の広さは都会のコンドミニアムというよりも郊外の大き目の一軒家のような規模。
ここではそんなマシュー・ペリーのルックスのトランスフォーメーションと共に、彼が売りに出したペントハウスをご紹介します。
マシュー・ペリーのルックス・トランスフォーメーション
写真上は「フレンズ」の放映がスタートした1994年の25歳と、その2年後の27歳のスナップ。
1995年にはジュリア・ロバーツとロマンスの噂が流れ、
1996年にはロマンティック・コメディ「フールズ・ラッシュ・イン」の撮影がスタート。映画キャリアがスタートしています。
ネイヴ・キャンベル、ディラン・マクダーモットと映画「スリー・トゥ・タンゴ」に出演し、ブルース・ウィルスと「ホール・ナインヤーズ」で共演したこのが写真上の時期。
ですが1997年には処方箋薬の中毒となってリハビリ入り。体重が10キロ近く落ちて、周囲を心配させていました。
その一方で「フレンズ」は2000年から同じ時間帯にCBSで放映がスタートした「サバイバー」に視聴率を奪われて大苦戦。
2001年2月には再び処方箋薬とメタドン、アンフェタミン、アルコールの中毒でリハビリ入りしています。
体重を戻して健康的なイメージに戻ったのが2002年で、このころには
一時低迷した「フレンズ」の視聴率が回復。その要因は9.11のテロの影響で、視聴者がほのぼのとしたコメディを求めるようになったため。
以来、再び「フレンズ」の人気が高まり、メイン・キャスト6人全員が1エピソード当たり1億円のギャラを受け取る特別扱いとなっていました。
写真上左の2004年は「フレンズ」が惜しまれながら終了した年で、ブルース・ウィリスと共演の「ホール・ナインヤーズ」の続編、
「ホール・テンヤーズ」が封切られた年。ですがこれを境に仕事が激減。太り易い体質を自覚している彼ですが、
その様子が体重増加に現れている印象。
2006年のフィルモグラフィーはTV映画1本とショート・シリーズ1作。2007年も同様のペースで
ドラッグとアルコールのリハビリ入りの評判がキャリアに影響している様子を窺わせていたのがこの時期。
シワや目の下のクマでエイジングが進んでいることを感じさせています。
写真上、2008年はザック・エフロンと共演の「19アゲイン」の撮影に入り、それが公開されたのが2009年。
現時点ではこれが彼が出演した最後のハリウッド映画となっていますが、
この時点では、未だ「フレンズ」のチャンドラーの好感度が威力を発揮しているという印象。
2011年から自らのドラッグとの闘いの経験を人々に知ってもらうために、ナショナル・アソシエーション・オブ・ドラッグ・コート・プロフェッショナルの
セレブリティ・スポークスパーソンになったのが彼。
このころから生え際の上昇が顕著になって、白髪も急増しています。
2013年にドラッグ中毒から復帰が評価され、チャンピオン・リカバリー・アワードをホワイトハウスのナショナル・ドラッグ・コントロール・オフィスから
授与されたマシューは、その後は暫し健康的なルックスを保っています。
しかし2015を前後して、かつてのドラッグの使用がエイジングに拍車を掛けている様相が顕著で、顎のラインが首と同化する老化現象が見られています。
写真上の時期は2015年から2017年までの38エピソードのTVシリーズ、「オッド・カップル」に出演していた頃。
2016年にはオフブロードウェイのシアター・パフォーマンスに出演。
私生活では2017年に新しいガールフレンドが出来、
新しい仕事は少なくても、フレンズの再放送から得られる収入が多額であることから、
同じ2017年に以下に紹介するペントハウスを購入するに至っています。
2018年9月にツイッターを通じて胃腸穿孔の手術を受け、3か月間入院したことを告白。
最も最近のスナップが左側の2019年のものですが、3500万ドルのコンドミニアムのオーナーとは思えない雰囲気に老け込んでしまっています。
マシュー・ペリーが3500万ドルで売りに出したLA史上最高額のコンドミニアム
「フレンズ」のキャストの中ではジェニファー・アニストンが不動産投資を賢く行って利益を得ていることで知られており、
多くのハリウッドの俳優がビジネス・モデルにしているとさえ言われたのが彼女の不動産投資。
マシュー・ペリーは2年前にこの物件を2000万ドルで購入し、それをリノベートして1500万ドルの利益を乗せて売りに出していますが、
改装にどの程度の費用を掛けたかは不明で、昨今は低金利ながらもリセッションを危惧する声が多いだけに、
果たして買い手がつくかが見守られています。
改装の建築を担当したのはスコット・ジョイス、インテリアはLM パガノが担当。
モダンでスカルプチャーのような照明器具やホワイト・マーブルをアクセントに、改装枚の無個性な近代感覚を改めて、
柔らかく都会的なモダンさにLAライフスタイルを反映したツイストを加えて仕上げています。
シアターにもなるメディア・ルーム、ベッドルームもほぼウィンドウ・ウォールと言えるサイズの窓から、
LAのダウンタウンのビューが存分に楽しめるデザイン。
複数のバルコニーも設けられています。
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