22 Year Old Billionair, Kylie Jenner's Change of Face

22歳のビリオネア、カイリー・ジェナの
ヘア、ビューティー、美容整形&ビジネスのトランスフォーメーション

Published on 8/16/2019


8月10日に22歳の誕生日を迎えたのが、2018年に21歳にして最年少のセルフメイド・ビリオネアになったカイリー・ジェナ。
カダーシアン・ファミリーの七光りを受けているだけに”セルフメイド” という肩書には反発の声が多いのが実情ですが、 彼女が若くして巨額の財産を築いたのはソーシャル・メディアとリアリティTVを恰好の広告媒体にして売り出した コスメティック・ライン ”Kylie / カイリー” がメガヒットとなったため。 今年からはカイリーのスキンケア・ラインも登場してそのビジネスの拡大が伝えられていますが、彼女の総資産は キム・カダーシアン&カニエ・ウエスト夫妻の資産の合計よりも多い計算。
そのカイリーの22歳のバースデーは、パートナーでラッパーのトラヴィス・スコットが部屋中をバラの花びらで埋め尽くすプレゼンテーションでスタートし、 1週間のレンタル料が1億4000万円のヨットでポルトフィーノで家族と友人達とクルーズを楽しむというゴージャスなもの。 ところがその豪華なヴァケーションの様子(写真下)がスナップされた途端にインスタグラム上に溢れたのが、 22歳の彼女が32歳のように見えるというファンからの指摘。
そう見えた原因は写真写りの疲れたような表情にもあったようですが、 カイリー・ジェナと言えば、度重なるファンからの指摘を受けて美容整形を複数回に渡って行ったことを認めているセレブリティ。 特にメガヒットとなったリップグロスを売り出すためか、彼女の唇への拘りはかなりのもの。 また美容整形をする度に、そこから人々のフォーカスを逸らすためにヘアを変えてきたことが指摘されるのが彼女。
ですがルックス同様に変貌を遂げてきたのが彼女のビジネスで、リアリティTV一家に育った彼女にとって コスメティック・ラインのビジネスは数々のコラボレーションやライセンスをこなした後に手掛けたもの。
ここではそんなカイリー・ジェナのヘア、ビューティー、美容整形、そしてそのビジネスのトランスフォーメーションを年度別にご紹介します。





2008 〜 2010年


リアリティTV、「キーピング・アップ・ウィズ・カダーシアン」に カダーシアン家の最年少の姉妹として出演し始めたのは2007年。 以来、リアリティTVのセットの中で育ってきたのがこの時代の彼女です。

2011年


ファッション&ビューティーへの関心の高さを徐々に示してきたのがこのころで、徐々にブランド物の持ち物が増えてきたのも 2011年を前後してのこと。 ボリュームのあるヘアに拘りがあるカイリーは、ヘアをカラー・スプレーで染めて 遊び心のある演出をスタート。
ですがこの頃まではハーフ・シスターのキム・カダーシアンの若い頃同様に、毛の生え際にちじれた後れ毛が目立っています。

2012年


この年に入ると、毛の生え際の後れ毛対策がされて、顔の輪郭が向上。
この年からは姉でスーパーモデルのケンドール・ジェナと共にアパレル会社PacSunと契約、ケンドール&カイリーという クロージング・ラインをスタート。 自らのアパレルを着用してソーシャル・メディア上でプロモートしていたのがこの頃で、 未だ14歳ということもあり 殆どのプロジェクトをケンドールと2人1組でこなしていましたが、 ケンドールよりもメークに熱心な様子が既に窺えていました。



2013年


姉のケンドール・ジェナがモデルとしてどんどん成功を収める一方で、 モデル体型ではない彼女は、ハーフシスターのキム・カダーシアンのようなビジネス路線をもくろんで、 ソーシャル・メディアのフォロワーをどんどん増やしていったのがこの頃。 カラー・コンタクトを使ったり、スーパーダークなリップをアプライするなど、 様々なメークにトライしていた時代。
ファミリーのリアリティTVの知名度の影響でTV出演やメディアの取材がもこの頃から増えています。

2014年


タイム誌によってケンドール&カイリーが”最も影響力があるティーンエイジャー”に選ばれたのがこの年。 その要因になっていたのが2人のソーシャル・メディアのフォロワーの多さ。 この都市の春にはスティーブ・マッデンとのコラボレーションで、姉のケンドール・ジェナと共にシューズのラインを発売。 またベラミー・ヘアとのタイアップで、”カイリー・ヘア・クチュール” というヘア・エクステンションのラインを発売。
同じくこの年にはケンドール・ジェナと一緒にパーティー・ネクスト・ドアのミュージック・ビデオにも出演。 ヘアが短め、メークも控えめでヒップさを追求していたのがこの時期。

2015年


この年の春先にリアリティTVの中で、唇にフィラーを入れたことを認めたと同時に、ソーシャル・メディア上で、 吸引によって唇の血行を高めて唇にボリュームを出す「カイリー・ジェナ・チャレンジ」が流行ったことから、8月には カイリーのコスメティック・ラインの発売を発表。実際に店頭で販売がスタートしたのがこの年の10月。 その発売に先駆けて、自分のウェブサイトとアプリをクリエイト。このアプリがアップルストアで1位になる人気となり、 同時にこの年には姉のケンドール・ジェナと一緒にトップショップのアパレルのコラボレーションも行っています。
またこの年には当時のボーイフレンドでラッパーのタイガーのミュージックビデオにも出演。 キム・カダーシアンのようなセクシー路線を打ち出すようになったのがこの年。

2016年


当初15万ユニットを生産予定だったリップキットを50万ユニット生産しなければならないほどのサクセスを収めたことから ブランド名をカイリー・コスメティックに改めたのがこの年の2月。 以前より目が大きくなっていて、バービー的なセルフィーやグラビアが目立つのがこの年。 その大きくなった目を更に大きく見せるフェイクアイラッシュと太い眉というインパクトのメークで、 自らのソーシャル・メディアを駆使しながら カイリー・コスメティックをヘビーにプロモートしていました。 このルックスが功を奏して 売り上げはうなぎ上りで、収入が増えるにしたがって 高級車やバーキンなど、高額のショッピングが目立ってきたのがこの時期。
この年以降、「カイリーの唇の厚みやシェイプが写真ごとに異なる」といった声が彼女のソーシャル・メディアの フォロワーから聞かれるようになっています。


2017年


フォーブス誌のセレブリティ長者番付で56位にランクされたカイリーが、カダーシアン・ファミリーとは別に 個人のリアリティTV「ライフ・オブ・カイリー」をスタートしたのがこの年。 胸やヒップなど 体型がハーフシスターのキム・カダーシアンにどんどん近づいたのがこの年で、 ソーシャル・メディアでは当時大人気のスナップチャットで、最多フォロワーを獲得していました。
またハーフシスターのクロエ・カダーシアンを儲けさせる目的で彼女との コラボ・コスメティックを発売。これ以外にも キム・カダーシアンや自分の友人とも限定コラボを行い、 そのパートナーを儲けさせてきたことでも知られるのがカイリー。
この年には初めてMetガラに招待され、その化粧室でアナ・ウィンターに禁止されていたセルフィーを撮影。 これがヴァイラルとなっていました。

2018年


カイリーがコスメティック企業のオーナーとして、その資産10億ドルが見積もられ、 初めてフォーブス誌の表紙を飾ったのがこの年。 ビジネスのサクセスがフォーカスされるようになってきたのに加えて、年明けに 第一子、ストーミーを出産したこともあり、メークやファッションが大人びてきています。
この年の2月にはスナップチャットがアップデートによって使い難くなったことに抗議して、スナップチャットのアカウントをクローズ。 そのせいで、スナップ社の株価が大暴落して13億ドル分の企業価値が失われたことが伝えられています。

2019年


写真上左は今年のグラミー賞のレッド・カーペット上のスナップ、中央は グラミー賞の前夜に行われるミュージック・プロデューサー、クライヴ・デイヴィスのパーティーでのスナップで、 ドレスはラルフ&ルッソ。左は2019年のMetガラでのスナップで、ラヴェンダー色のウィッグとマッチしたアウトフィットはヴェルサーチのもの。
パートナーのトラヴィス・スコットに「クイーン」と呼ばれ、 贅沢三昧をさせてもらう様子を 全くはばかる事なしにインスタグラムにアップしています。

番外編: B-day ギフト・フロム・トラヴィス


カイリーのパートナーで子供の父親であるラッパーのトラヴィス・スコットが22歳のバースデーにカイリーに送ったのが カイリー・コスメティックのリップのロゴをフィーチャーしたピンク、ホワイト、カナリー・イエロー・ダイヤモンドのパヴェ・ネックレス。 ジュエラーはセレブ御用達で、ジャスティン・ビーバーが妻のヘイリーに送った”ビーバー・ネックレス”も作成したEliantte & Co。 お値段は未発表ながら、ビスポーク・ネックレスだけに数千万円が見込まれています。


★ Q&ADV 書籍出版のお知らせ ★



アマゾン・ドットコムからのご注文
楽天ブックスからのご注文



Shopping
home
jewelry beauty ヘルス Fショップ 購入代行

Q & Adv, Yoko Akiyama, 秋山曜子, キャッチ・オブ・ザ・ウィーク, ニューヨーク, NY時事トレンド情報, Yoko Akiyama, 秋山曜子, エキノックス・ホテル@ハドソン・ヤーズ

当社に頂戴した商品のレビュー、コーナーへのご感想、Q&ADVへのご相談を含む 全てのEメールは、 匿名にて当社のコンテンツ(コラムや 当社が関わる雑誌記事等の出版物)として使用される場合がございます。 掲載をご希望でない場合は、メールにその旨ご記入をお願いいたします。 Q&ADVのご相談については掲載を前提に頂いたものと自動的に判断されます。 掲載されない形でのご相談はプライベート・セッションへのお申込みをお勧めいたします。 一度掲載されたコンテンツは、当社の編集作業を経た当社がコピーライトを所有するコンテンツと見なされますので、 その使用に関するクレームへの対応はご遠慮させて頂きます。
Copyright © Yoko Akiyama & Cube New York Inc. 2018.

PAGE TOP