"Grammy Backlash! #Grammy SoMale"
今年のグラミー賞授賞式にに批判が集中!
ファンの怒りをさらに煽る結果となったアカデミー・プレジデントの発言とは? 

Published on 1/29/2018 


2018年1月28日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンを会場に 行われたのが 今年で第60回を数える音楽業界の最高の栄誉であるグラミー賞授賞式。
今年の授賞式シーズンは、昨年秋からハリウッドでスタートした#MeTooムーブメントを受けて、 メッセージ性の高いイベントにする傾向はグラミー賞にも反映されており、 開催前から それがどんな形で行われるかにも期待が集まっていたのが今年のグラミー賞授賞式。 ところが終了直後から、ソーシャル・メディア上でスタートしたのが グラミー批判。 そして生まれたのが#Grammy SoMaleのハッシュタグ。 これは、今年のグラミー賞の主要部門が1部門を除いて全員男性だったということを受けてのもの(Maleは男性)。
これは2年前にアカデミー賞の演技部門に黒人俳優が全くノミネートされなっかったことに抗議する #Grammy SoWhiteを真似たハッシュタグで、 女性アーティストが正当に評価されていない抗議を表しているのだった。



今年のグラミー賞授賞式では、#MeTooムーブメント を受けて、 レッド・カーペット上で、授賞式参加者に真っ白いバラの花を配布。 それがゴールデン・グローブ賞の際の女優陣ブラック・ドレスや、男優陣がつけていたTime's Upのバッジの役割をして 音楽業界も このムーブメントを支持するという意向を表していたのだった。

ところが授賞式翌日の月曜に様々なメディアに溢れたのが、#Grammy SoMaleを裏付けるようなデータの数々。
南カリフォルニア大学が2013年から2018年のグラミー賞のデータを調べたところ、 899人のノミネート者のうち女性が受賞した確率は僅か9%と極めて低い数字。
それをさらに1959年にまで遡ったのがグラマー・マガジンで、それによれば 性別以外の部門、すなわち最優秀女性ヴォーカル、男性ヴォーカルというように性別の部門ではなく、 男女が同じカテゴリーで賞を争う部門において、 女性がノミネートされる確率は21%、受賞する確率は23%で、 グラミー賞において 男性アーティストが圧倒的な優位を見せている様子がまざまざと明らかになっていたのだった。




言うまでもなく、音楽業界もハリウッド同様、男性上位の世界。 音楽業界の男性が若い女性に対してセクハラや性的虐待をする様子は、映画やドラマ等に 当たり前のように描かれてきただけでなく、 実際に女性アーティストによる訴訟も起こってきたのは周知の事実。 昨年ラジオ・パーソナリティを痴漢行為で訴えたテイラー・スウィフトや、自らのレコード・プロデューサー、ドクター・ルークによるレイプを告発し 裁判を起こした敗訴したケシャなどはその最も良く知られる例。
そのケシャは、今回のグラミー賞で そのレイプ裁判以来初のシングルであり、彼女自身の#MeToo 、Time's Up ソングと言える 「Praying/プレイング」をシンディ・ローパーやカミラ・カベッロらと共にステージで熱唱。 この日最も印象的かつ意義のあるパフォーマンスを見せていたけれど、 多くのメディアが指摘していたのが、そのケシャのパフォーマンスが 女性を性的虐待から守らない音楽業界の問題点を真っ向から突いたということ。
この彼女のパフォーマンスによって、いかに音楽業界が 実際に女性をサポートする事無く、 #MeToo 、Time's Upを表向きでだけで捉えているか、そして問題の本質を知ろうともしないかを 実感したという声は、メディアにもソーシャル・メディアにも非常に多く聞かれていたのだった。




またアルバム・オブ・ジ・イヤーにノミネートされていた男性アーティスト全員が、 何等かのソロ・パフォーマンスをステージで展開したのに対して、同部門にノミネートされた唯一の女性アーティスト、ロード(写真上左)に ステージ・パフォーマンスのチャンスが与えられなかったことに不満を訴える声が多く、 ありとあらゆる形で 女性を冷遇しながら、#MeToo 、Time's Upのムーブメントに便乗しようとしていたのが今年のグラミー賞。
それを立証する結果になったのがアカデミーのプレジデント、ニール・ポートノーが#Grammy SoMaleについてメディアに訊ねられた際のコメント。
「まず、ミュージシャンになりたい、エンジニアになりたい、プロデューサーになりたい、 もしくはこの業界でエグゼクティブ ・レベルになりたいというのなら、女性はクリエイティビティをもたなければならない。 もっと向上する必要がある。そうすれば女性だってこの業界で受け入れられる。」
この女性アーティストを評価しない、もしくは馬鹿にしていると思われるような発言には、 多くの人々がもうも反発を見せ、メディアもこのコメントを大きく取り上げているけれど、 彼のコメントに音楽業界の女性蔑視の本音が表れていることは否定できないのだった。
その今回のグラミー賞の視聴率は、史上最低レベル。昨年より24%も視聴者数が落ちていたことが伝えられているのだった。


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