Aug Week 2, 2018
”Diana Bag & The Polynecian"
”ダイアナ・バッグ&この夏ホットなTiki Bar、ザ・ポリネシアン "


今回のこのコーナーでご紹介するのは、今CUBE New Yorkでベストセラーになっている ガブリエラ・バッグのクリエーター、ガブリエラ・ハーストが2018年の秋冬シーズンのためにデザインして、 未だ店頭に並んでいない ダイアナ・バッグ
独特のハンドルのデザインを見ただけで すぐにガブリエラ・ハーストの製品だと分かるこのバッグは、 アコーディオン・スタイルのフォルムが 奇抜ではないユニークさを演出するエレガントなバッグ。 ガブリエラ・ハースト自身もこのクロコダイル・ヴァージョンを愛用していて、そのお値段は約150万円となっているのだった。




現在はウェブサイトを通じて受注の受付しかしていないこのバッグを今持っているのは、 セレブリティかファッション関係者のみであるけれど、 何故かそのダイアナ・バッグのカバー・バージョンが、 CUBE New Yorkのガブリエラ・バッグのメーカーから既に登場していて、 私はその早さにビックリしてしまったのだった。
シングル・ハンドルのフレームバッグは、バッグの開閉口が180度開くドーム・スタイル。 でも中身が入らないかというと決してそんなことは無くて、 アコーディオン部分が中身の量に応じて膨らむので、予想した以上にキャパシティがあるのだった。 ガブリエラ・バッグもユニークなスタイルのバッグであるけれど、 ダイアナ・バッグはその上を行くもので、 持っているだけで人が褒めてくれるだけでなく、男性女性を問わず 人が わざわざバッグを見るために寄って来る マグネットのようなバッグ。 なので 知らない人が多いパーティーに出掛ける際には、恰好のカンバセーション・ピースになってくれると思われるのだった。







ここまで変わったバッグだと、セレブスナップの中のブリー・ラーソンのようにカクテル・ドレスに合わせても違和感が無いけれど、 実際のところ モダンなのか クラシックなのか分からないこのバッグは、ガブリエラ・バッグ同様に服を選ばないバッグ。
そのガブリエラ・バッグをご紹介した時に、「欲しいけれど、こういうバッグを持って出かけるオケージョンが無くて…」という メールを下さった方がいらしたけれど、バッグは女性の装いの要。「こういうバッグを持って出かけるオケージョンが無いのは、 こういうバッグを持とうとしないから」だと思う私としては、バッグ1つが人生の転換期になるとさえ思っているのだった。
そもそも大きなバッグに 毎日使わない物を入れて持ち歩いている女性というのは、 どうでも良い事や どうでも良い人に価値を見出す反面、大事な事にフォーカスしていないケースが多いというのが私の観察。 自分が日頃から荷物が少ないからこう言う訳ではないけれど、少なくともニューヨークでは 大きなバッグを持っている女性というのは、重たいから仕方がないとは言え 歩く姿だけでも身体のキレが悪く見えるし、 姿勢が悪く見えることもしばしば。 雨が降りそうな日に傘を持つのは当然としても、そんな大きなバッグの中に入っているのは毎日使わないと知りつつ心の安心のために持ち歩く物。 でも その程度の物は あればちょっと嬉しいけれど、無くても特に困らないだけでなく、そんなものに頼っていたら どんどん機転が利かない頭脳になって行くのは当然の成り行き。
荷物を減らして、フットワークを良くして 行動半径を広げる方が よほど大切だと考える私としては、 そんな小さな不便に拘って 大きな荷物を持ち歩く女性を見ると 「木を見て 森を見ず」 という言葉を思い出してしまうのだった。

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さて 引き続き湿度の高い夏日が続くニューヨークであるけれど、夜は気温が若干下がるとあって 人気のナイトスポットは やはりルーフトップ。 ここにご紹介するザ・ポリネシアンは、以前このコーナーでご紹介した ブロークン・シェイカーと並んで この夏のホット・スポットになっている バー・ラウンジ兼ルーフトップで、ブロークン・シェイカー同様にホテル内にあるインドア&アウトドアのルーフトップなのだった。
ザ・ポリネシアンが入っているのはザ・ポッド・タイムズ・スクエア・ホテルで、その無機質でモダンなホテルの建物とは好対照に、 ザ・ポリメシアンはそのネーミング通り サウス・パシフィック風のエキゾティックなインテリア。 同店を経営するのはカーボン、ダーティー・フレンチ、 ザ・グリル等、ニューヨークの 数多くの人気レストランを手掛けて波に乗るメジャー・フード・グループで、 それもあってフードが美味しいことが評判になっているのだった。




でもザ・ポリネシアンの最大のウリになっているのは何と言ってもそのカクテルで、様々なオリジナル・カクテルが サーヴィング・グラスやプレゼンテーションの段階からカスタム・デザインされているという拘りぶり。 したがってどのカクテルも非常にインスタグラマブル。 ドリンクにはシングル・サーヴィングとグループ・サーヴィングのものがあり、メニューはイラスト入りなので オーダーは簡単。
レゲエ・カラーの3色カクテルは”レゲエ・バス”、熱帯魚が入った水槽のようなグループ・カクテルは”フムフムクム”、 スカルのカップにハーフレモンをトッピングして火をつけて仕上げる”ヴァヤ・コン・ティキ” 等、 著名バーテンダーのブライアン・ミラーがメジャー・フード・グループとのコラボで生み出した ユニークなビジュアル・カクテルが揃っているのだった。
カクテルのお値段は、シングル・サーヴィングのものが15〜23ドル。グループ・サーヴィングで最も高額なのは、 ドライアイスを詰めた巨大なシェルに乗せた大きなブランデー・グラスでサーヴィングされるエキゾティカ・ボールで85ドル。 ティキバーとあって、テキーラやラムをベースにしたドリンクが多く、全て口当たりが良いけれど、高カロリーなのが大きな問題点。 私は同店に食事前に友達と立ち寄ったけれど、カクテルでお腹が一杯になるの避けるために、 小さなグラスのカクテルということで”ティーチス・トーメン” という ラムとシナモンのカクテルをオーダーしたけれど、 見た目こそは他のドリンクに比べて退屈とは言え 物凄く美味! 友人も私と同じ理由で”サイズが小さめのカクテル” ということで パープル・カラーの”コモドア・ダイキリ” を選んだけれど、 これも思いのほか美味しくて、カクテル・メニューのセンスはとても良いと感じたのだった。

The Polynecian
400 W 42nd St New York, NY 10036
Website:https://thepolynesiantiki.com/



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執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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