Apr. Week 1, 2012
” Coach X James Nares Collaboration Totes”
” コーチ x ジェームス・ネアズ・コラボレーション・トート ”



コーチが5月に発売する予定になっているのが アーティスト、ジェームス・ネアズとのコラボレーションで生まれた トート・バッグ。
ジェームス・ネアズは、1954年にロンドンに生まれ、1974年からニューヨークをベースに活動しているアーティスト。
現在はペインターとして知られる彼であるけれど、それに至るまでには フィルム・メーカー、ミュージシャン、パフォーマーとしても活動してきているのだった。 コーチのバッグにフィーチャーされている彼のブラシ・ストロークは、アートの世界にさほど精通している訳ではない私でも 知っているくらい有名なもので、多くのセレブリティやファッション・デザイナー、マガジン・エディターなどの 家の壁にステイタス・シンボルとして飾られているのだった。

その彼のアートをイタリアン・キャンバスにプリントし、ペイントとコーディネートしたヴェジタブル・タンド・レザーでボトムをカバーし、 キャメル色のヴァシェッタ・レザーでハンドルとストラップをあしらったのがこのリミテッド・エディションのコーチのバッグ。




カラーは写真上のようにブルー、グリーン、ブラック、フューシャ、オレンジの5色で、 それぞれのカラーが175ユニットずつ限定生産されるとのこと。 全てのバッグには、リミテッド・エディションのナンバーとジェームス・ネアズのシグニチャーがフィーチャーされた レザー・パッチが 縫い付けられているのだった。
このジェームス・ネアズのダイナミックなブラシ・ストロークが、インパクトのあるファッション・ステートメントになっているトートバッグの お値段は789ドル。キャンバスのトートとしては かなり高めであるけれど、ジェームス・ネアズのアートとしては極めて安いお値段になっているのだった。

写真下はジェームス・ネアズがコーチとのコラボレーションのために手掛けたアート・ピースと その製作現場の様子。
彼のブラシ・ストロークがユニークと言われるのは、ワン・ストロークで、同じピースが2つと出来ない アートと偶然性の融合であることに加えて、 その作品に無重力性が感じられること。写真で見て分かる通り、製作中の彼のポジションは まさに無重力状態。
映画「ミッション・インポッシブル」の中のトム・クルーズを彷彿する宙吊り状態でのペインティングは、彼の作風と同様に、 彼の発想のユニークさを反映しているのだった。

でもジェームス・ネアズ自身は、彼のクリエーションのために最も重要なツールはブラシであると語っており、 彼は仕上がりのペイントを頭に描きながら、まずブラシから作り始めるケースが非常に多いという。
そして実際にペイントに取り掛かった場合、1回で完璧な作品が仕上がる場合と、100回トライしても失敗に終わるケースがあるのだそうで、 本人はその状況を、「野球でホームランを打とうとしているようなもの」と形容しているのだった。






アーティストの作品が、ファッション・ブランドとのコラボレーションで登場するのは 珍しいことではなく、 ルイ・ヴィトンも、スティーブン・スプラウスやタカシ・ムラカミとのコラボで大成功を収めているのは周知の事実。
でも今回のコーチとジェームス・ネアズのコラボーションのケースでは、圧倒的な主役になっているのはジェームス・ネアズの作風と持ち味で、 コーチは殆どブランド色を主張していないのが特徴。なのでジェームズ・ネアズのアートは好きだけれど、 コーチのバッグが全く似合わない私としては、その点が非常に気に入っているところなのだった。

今回のリミテッド・エディションの中で、私が最も気に入っているカラーはトップの写真にもフィーチャーされているフューシャで、 このカラーが 最もジェームス・ネアズのブラシ・ストロークが美しくフィーチャーされていると思うのだった。 でも、そう思うのは私だけではないようで、実際フューシャが一番最初に売り切れが見込まれているカラーなのだった。






ジェームス・ネアズのペインティングは、写真上のように、様々なセレブリティやソーシャライトの自宅インテリアや エグゼクティブ・オフィスの壁にフィーチャーされているけれど、彼のアートがこれほどまでに 人気を高めたのは、やはりそのブラシ・ストロークの ”一筆書き”の作風が 一度見たら忘れない強烈なインパクトを与えるため。また前述のように、そのブラシの動きやうねりが、無重力空間に浮いているような感覚も 大きな魅力で、 モダンなスペースにも、クラシックなインテリアにも不思議にマッチする作品なのだった。
私はコンテンポラリー系のアートはあまり好みではないけれど、ジェームス・ネアズの作品については、一目見て気に入ってしまい、 お金と 大きな壁のスペースがあったら是非1枚欲しいと思うけれど、 その両方が無くても手に入るのが 今回のコーチとのコラボレーション。
なので もしフューシャが手に入るのなら、是非ともゲットしたいと考えているのだった。


★ 追記 ★
先週のこのコーナーで御紹介したドクター・アルカイタスは、CUBE New Yorkで、昨日(4月4日)から取り扱いをスタートしましたが、 取り扱いから12時間が経過する前に初回入荷分が完売する大反響を頂いています。
その中で、ドクター・アルカイタスの娘さんで、同社のCEOのトリッシュが、私の原因不明の皮膚炎を心配して、写真に撮って ドクター・アルカイタス本人に 治療法を訊いてみると言ってくれたことにもふれたけれど、今週になってトリッシュから送られてきたのが、 ドクター・アルカイタスからのアドバイス。 「写真だけから判断するのは難しい」としながらも、皮膚炎が血管と毛細血管に関連している可能性があるとの指摘に加えて、 皮膚炎を治療するだけでなく、肌を理想的に保つためのヴィタミンやハーバル・サプリメント、クレンジング、食生活に至るまでの、 幅広いアドバイスが送られてきたのだった。
先週のこのコーナーで書き忘れてしまったけれど、ドクター・アルカイタスは自らのブランドをスタートする前には、 ノーベル賞を受賞した4人の化学者の下で学んできた経歴の持ち主。 なので、ドクター・アルカイタスのプロダクトは、皮膚科医がお金儲けのために作っているようなスキンケアとは全く異なるのは 私が本当に痛感したことだけれど、そんな一流のドクターが非常に細かく、親切なアドバイスをしてくれたこと、 そして多忙なドクターに 本当に私の皮膚炎について相談してくれたトリッシュに、心から感謝しているのだった。

現在は、ドクターに指定されたヴィタミンやハーバル・サプリメントが届くのを待っているところだけれど、 過去1年以上、備長炭の石鹸から 最強のグリコリック・アシッドまで、何を使っても決して薄くならなかった皮膚炎の色素沈着が 過去2週間、ドクター・アルカイタスのボディ・ウォッシュとジェル、オイルを使って、急激に薄くなり始めて、それはCUBE New Yorkのスタッフにも今週に入って指摘されたこと。 しかも、「薄くなった」と言われた今週は生理前。生理前はいつも色素沈着が濃くなるのを実感していただけに、本当に回復してきた気分を味わっているのだった。
ドクター・アルカイタスには、色素沈着の部分に デイ・クリーム、ナイト・クリームをアプライするように薦められたので、 早速それもトライし始めたけれど、ドクターご推奨のヴィタミンやハーバル・サプリメントについては、 先方の許可を仰いで、CUBE New Yorkの記事の中で御紹介することを考えています。
より詳細な情報をご提供するために、まずは私自身がトライして、肌のコンディションや体調の変化等をチェックするので、 少々時間が掛るかも知れませんが、せっかくの貴重な情報なので 是非サイトで御紹介できるようにと思っています。





FaviruteOfTheWeek FaviruteOfTheWeek FaviruteOfTheWeek

 


執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。
丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。
FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。
その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

PAGE TOP