Mar. Week 3, 2018
”Sweet Saba's Carrie Necklace & Rocks"
”スウィート・サバのキャンディ・ジュエリー、キャリー・ネックレス&スカルプチャー"


今週、「SATC」ファンの間でちょっとした話題になっているのが、 インスタグラムのSATCファンによるアカウント”@everyoutfitonsatc” のために、 ” Sweet Saba/ スウィート・サバ ” がクリエイトしたキャンディ・コレクション(写真下)。
お馴染みのキャリー・ネックレスに加えて、マノーロ・ブラーニックの ”ハンギシ” を含むドルセー・スタイルのヒール、 そして ガーバーがキャリーに別れを言い渡した際に使ったポストイット・メッセージの キャンディの3点が そのラインナップとして登場しているのだった。 中でも最も話題になっているのが 実物顔負けのチェーン付きのキャリー・ネックレス・キャンディ。 でもお値段は決して安くなくて、アクリル・ボックス入りで45ドル。 シューズのキャンディは、2足セットで60ドル。
キャンディという食べる目的ではなく、 シュガー・スカルプチャーとして眺める目的でクリエイトされているもので、 キャンディ自体は、サトウキビのシュガーとシロップで作られたナチュラル・フレーバーでのヴィ―ガン。 GMO(遺伝子組み換え技術)が用いられた原料は一切使われていないとのこと。
利益はデヴィッド・シェルディック・ワイルドライフ・トラストに寄付されることになっているのだった。






シュガー・サバは、ジュエリーやランジェリーも手掛けるイスラエル出身のアーティスト、マーヤン・ジルバーマン(写真上右)が 2015年にクリエイトしたブランド。 デビュー以来、ホイットニー・ミュージアム・オブ・アメリカン・アートの展示作品にインスパイアされたキャンディを ギフト・ショップ用にクリエイトしたり、そのスカルプチャーをマイアミで行われる一大アート・イベント、”Art Basel / アート・バゼル”で 展示するなど、アート寄りの路線を見せる一方で、ロレアル、ナイキ、サックス・フィフス・アベニュー の コーポレート・パーティー用に、カスタム・デザインのキャンディを手掛けるなど、 多数の大企業クライアントとも仕事をしてきた存在。 変わりどころでは、ゴールデン・グローブ賞のためにそのトロフィーのキャンディもクリエイトしているのだった。

シュガー・サバのもう1つの側面は、ファッション&ジュエリーで、 ニューヨークのバーグドルフ・グッドマンがそのプロダクトをエクスクルーシブ に扱っているけれど、 キャンディでクリエイトされるカラフルなジュエリーは、芸術性とインパクトが感じられるもの。
それ以外にも彼女は写真下のハート型のショット・グラスなど、 用途のあるシュガー・スカルプチャーもクリエイトされているのだった。








私が個人的に最も気に入っているのは、キャンディでナチュラル・ストーンをクリエイトしたロック・シリーズ。
シュガー・サバがミートパッキング・ディストリクトに ポップアップショップをオープンした際にも メインの商品になっていたのが ナチュラル・ストーンのイミテーション・シリーズ。 ウェブサイトではその12個セットが75ドルで売られているので、1つ約6ドルということになるけれど、 もちろんこれらは食べたら申し訳ないほどの見目麗しいクリエーションなので、 低温保存して眺めて楽しむべきもの。
以下は、アーキテクチャル・ダイジェスト誌が、マーヤン・ジルバーマンを取材した際に公開したビデオで、 彼女がシュガー・スカルプチャーをクリエイトするシーンを捉えたもの。 バーナーを巧みに使って、キャンディを溶かしながらスカルプチャーをクリエイトする様子が 短いビデオで見事に描かれています。






スウィート・サバでは、ポップカルチャー系のキャンディもクリエイトしていて、その最たる例が写真上右のカセット・テープのシリーズ。 写真上左は、前述のホイットニー美術館のギフト・ショップで販売されている リップの形のロリーポップ・キャンディで、 こんなキッチュなカルチャー・サヴィーなクリエーションをするからこそ、「SATC」ラインのクリエーションを手掛ける様子が理解できるというもの。
「SATC」キャンディは、出来ればもう少しお値段が安かったら…とは思うけれど、企画としてはバズをクリエイトするのに十分なものと言えるのだった。

Sweet Saba Website: http://www.sweetsaba.com/


執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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