Mar. Week 1, 2017
Unicorn Latte
今最もインスタウォーシーなドリンク、"ユニコーン・ラテ"


今、ニューヨークで最もインスタウォーシーなドリンクになっているのが、 ここにご紹介する"ユニコーン・ラテ"。
淡いブルーのドリンクは、”ラテ”というのは名ばかりで、 実はカフェインや乳製品を含まないヘルシー・ドリンク。 ブルーのカラーは原料のブルー・アルジーのパウダーによるもので、 アルジー(藻類)は数年前からヘルス・コンシャスの間でスーパーフードとしてもてはやされてきたもの。 それ以外の原料はレモンジュース、ココナッツ・ミルク、カイエン、ハニー、ウォーターで、 マインド&ボディのパフォーマンスをアップさせるためのドリンク。
ブルーのラテとミルク・フォームの上にはパステル・カラーのスプリンクルがトッピングされているという フォトジェニックさで、1杯9ドルというお値段ながらも、これをオーダーしてインスタグラムにアップする人々が非常に多いのだった。

このユニコーン・ラテを生み出したのは、ブルックリンのウィリアムスバーグの ”The End / ジ・エンド” というカフェ。 同店はそのクリエーターがヘルス&ウェルネス・エクスパートなので、 メニューの全てがマインド&ボディのパフォーマンスを引き出すヘルシー・ドリンクによって構成されているのだった。




何故このドリンクが”ユニコーン・ラテ”とネーミングされているかと言えば、 昨年からフードの世界で、ユニコーンがメガ・トレンドになっているためで、それに便乗したもの。
ユニコーンとは、西洋のおとぎ話に登場するゴールドの角が一本ある空飛ぶ白馬で、もちろん架空の動物であるけれど、 ユニコーンのイメージに付き物なのがレインボーやプリンセス。 そのため、ユニコーンには青空のブルーやカラフルなレインボー・パステルのカラー・イメージが付きまとうけれど、 そのユニコーンがデザートのモチーフとしてトレンディングになって以来、 様々なユニコーン・デザートが登場。
その中には実際にユニコーンの姿をフィーチャーしたものもあれば、 ”ユニコーン・ラテ”のように、そのイメージをカラーで表現したものもあるのだった。




写真上は、ユニコーン・トレンドを反映させたスウィーツで、ブルックリンにあるドゥ・ジュール・ベーカリーの ユニコーン・ドーナツと、ユニコーン・カップケーキ。 ドーナツは中にクリームが入ったもので、同店でボンボリ−ニ(イタリアのドーナツ)をアレンジしたもの。

写真下左は、クリエイティブなマカロンで知られる マック・ラブ・べーカリーで今や名物となった ユニコーン・マカロン。 中央はユニコーン・バースデー・ケーキで、同じデザインはドゥ・ジュール・ベーカリーを始め、様々なベーカリーで用いられているもの。 右は、ローワーイースト・サイドのニュー・テリトリーのユニコーン・シェイク。

一部では、このユニコーン・トレンドは 以前このコーナーでご紹介したレインボー・ベーグルを始めとする、 レインボー・フード・トレンドから派生したものとも言われるけれど、 フードやドリンクである限りは、最も大切なのは味。その次が食欲をそそるルックスであるけれど、正直なところ 私にとって、ブルーのラテは見た目はキレイで 興味深くても、味わうという点においてはあまりアピールしないもの。
でもトレンドに便乗したアイデアと、スーパーフードを用いたヘルシー・ドリンクというコンセプトは スマートだし、何より非常にインスタウォーシーだと思うのだった。




執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。


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