Feb. Week 3, 2017
Good (Looking) Samaritans!+ α
セントラル・パークの救出ヒーローとなった2人のスーパー・イケメン・モデル + α
私は週4回セントラル・パークを走っていることもあり、そこで何か事件があると特に関心を払う傾向にあるけれど、
今週月曜に起こった事件は、違った意味で関心を払わずに居られなかったもの。
その事件が起こったのは パークのほぼ南端に位置する池でのこと。
氷が張ってアイススケート・リンクのようになった池に降りて行ったのが6人のティーンエイジャー。
最初ははしゃぎながら、写真を撮っていた彼らであるけれど、その氷がいかに薄くなっているかも知らず
6人で固まってセルフィーを撮影しようとした途端に割れたのが池の氷。
水温5度程度の池に転落し、助けを求めて溺れている6人の様子は、その場に居た人々が多数目撃しており、
直ぐに何人かの人々が近くにあった梯子を使って7人を助け出そうとしていたけれど、
梯子が転落したティーンまで届かず、このままだと彼らの命が危ないと誰もが思った時に
勇敢にも池に飛び込んでティーンを救出したのが写真上の2人。
2人揃ってルックスが良すぎるのは、2人がモデル仲間であるためで、
この日2人はセントラル・パークでスケートボードをしている最中に
事件に遭遇したとのことなのだった。
このイケメン・ヒーローは左側がベネット・ジョーンズ(23歳)、右がイーサン・ターンブル(24歳)。
ベネットはカリフォルニア出身、イーサンはオーストラリア人で、共にニューヨークにやって来て6カ月ほどの親友同士。
泳ぎに自信を持つベネットは、まず割れた氷の穴から2人を引き上げてイーサンに渡し、
次に梯子を使って次の2人を引き上げたけれど、残りの2人は水中に沈み始めていたために、彼は池に入って残り2人を救出。
特に最後の1人はバックパックしか見えなかっため、手遅れかと思いながらも諦めずに引っ張ったところ、
気を失ったティーンのボディに辿り着けたとのことで、彼を水中から引き上げて
6人全員の命を見事に救ったのだった。
その日のうちから 勇敢かつイケメンの彼らにはメディアの取材が集中していたけれど、
ニューヨーカーというのはニュースに敏感な上に顔憶えが良いので、
イーサンが火曜日朝にラルフ・ローレンのオーディションに出掛けたところ、
さっそくキャスティング・ディレクターに「貴方、ひょっとしてセントラル・パークでティーンエイジャーを救出した人?」と尋ねられたとのこと。
以下はベネットが自らのインスタグラムのアカウントにアップした救出直後のインタビュー。
冷水に飛び込んでの救出の直後であるため、その声がまだ寒さで震えているものの、
「人を救った直後に、こんなにカッコ良い男性が居るなんて!」と思って、
このビデオを閲覧した女性&ゲイ男性は非常に多かったと言われるのだった。
ところで、今週末からCJのセクションのギフト・ボックスのオプションとしてご紹介することになっているのが、
写真下のファベルジェ・スタイルのエッグ。
実は私はファベルジェ・エッグが大好きで、そのオリジナルはロシアのロマノフ王朝時代にアレクサンドル3世が、
宝石商、ピーター・カール・ファベルジェに作らせた高価な宝石と、巧妙な仕掛けを用いた芸術的なイースター・エッグ。
当然のことながら美術館入りしている品物であるけれど、キリスト教の世界では卵と言えば、
愛情と子孫繁栄のシンボル。なのでハイソサエティの世界では高価なファベルジェ・エッグのレプリカを集める女性が多いのだった。
でも昨今クリエイトされているレプリカの中には、ハイソサエティのお値段を出さなくてもエナメルの質が良く、重量感もしっかりしているもの。
しかもリング・ホルダーをフィーチャーしたものがあるので、これをCUBE New YorkのCJ商品を
ご購入下さったお客様のためのギフト・ボックスのオプションに加えることにしたのだった。
エッグの中のリング・ホルダーは簡単に取り外すことが出来て、それを外せば複数のリングや、
お守りなどを入れるボックスとして使えるけれど、見ているだけでも女心をくすぐるのがファベルジェ・スタイルのエッグ。
エッグのみをご購入いただくと90ドル前後のお値段になるけれど、
CJの商品と一緒に そのギフトボックスとしてご購入された場合は、一律20ドル引きでご提供する予定。
ペンダントやピアスなど、リング・ホルダーに収まらない商品については、オーガーンジーでジュエリーをラップして、
エッグに納めてお送りすることになっているので、特別な女性のためのギフト、
ご自分へのご褒美を検討されている方には是非お薦め。
もちろんエッグのみをギフトにしても、喜ばれることは請合いです。
執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。
FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に
ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。
その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。