Feb. Week 3, 2016
” Rainbow Bagel from The Bagle Store ”
究極のインスタ・ウォーシー・ベーグル!
レインボー・ベーグル From ザ・ベーグル・ストア



今のニューヨークでは、 1月3週目のこのコーナーでご紹介したブラック・タップのミルク・シェイク のように、”Insta-Worthy / インスタウォーシー”、 すなわちインスタグラムにアップする価値があるようなビジュアル・インパクトがあるフードが大人気を博しているけれど、 昨今、メディア&ソーシャル・メディア上でヴァイラルになっているのが、レインボー・ベーグル。
これをクリエイトしているのは、ブルックリンのベーグルの老舗で、ニューヨークのベスト・ベーグル・ショップに必ず名を連ねる、 その名も”ザ・ベーグル・ストア”。 レインボー・ベーグルは、ソーシャル・メディアのウケを狙って登場したのではなく、 ザ・ベーグル・ストアのオーナー、Scot Rossillo / スコット・ロシーロが過去20年間作り続けてきたもの。 それがインスタグラムを始めとするソーシャル・メディアでヴァイラルになって以来、 メディアの取材が殺到すると同時に、開店前から行列が出来る大人気となってしまったのは2016年に入ってからのこと。
見てのとおり、7色のレインボウ・カラーのドウで作られたベーグルは、 「カラフル過ぎてあまり食欲をそそらない」との指摘も聞かれるけれど、 味はちゃんとしたニューヨークの老舗ベーグルの美味しさになっているのだった。





今や、インスタグラムはカラフルなレインボー・ベーグルのショットで溢れているけれど、 ザ・ベーグル・ストアは量産をしない、昔ながらの製法でベーグルを作っているお店。 したがって、1日に生産できるベーグルは1000個。 同店の他のベーグルが1.15〜2.25ドルなのに対して、レインボー・ベーグルは3.95ドル。 にもかかわらず、昨今では開店から2時間で毎日完売はするのが同ベーグルなのだった。

多くの人々は、レインボー・ベーグルに レインボウ・スプリンクルとケーキミックスを加えたクリームチーズを挟んで、 甘いペストリーのように味わっているけれど、中には写真上、下段左のように ベーコン、エッグ、チェダー・チーズを挟んだブレックファスト・サンドウィッチでオーダーする人もいて、 どんな風にオーダーした場合でも、まずはスマホで写真を撮影 してから かぶりつくのが お決まりのコースなのだった。




上のビデオは、そのレインボー・ベーグルのメイキング・プロセス。
リングの形にしたドウは1日寝かせて、その後茹でてから、焼き上げるという昔ながらの製法で作られているけれど、 このドウのカラーが一体何で着色されているかについては、明らかにされていないのだった。





前述のように、既に20年間このレインボー・ベーグルを作り続けていたザ・ベーグル・ショップは、 ソーシャル・メディアで大ブレークする以前にも、様々なイベント等に合わせて タイムリーなスペシャル・ヴァージョンをクリエイトしていて、 例えば今年のヴァレンタインに売り出されたのが写真上、上段左のベーグル。 そのお隣の右側は、2015年秋に ニューヨーク・メッツがワールド・シリーズに駒を進めた際に売り出された メッツのチームカラーのベーグル。
写真上下段左は、今年のスーパーボールの際に、対戦チームであるデンバー・ブロンコズ(オレンジ、ホワイト&ブルー)と キャロライナ・パンサーズ(ブラック、ブルー&ホワイト)のチームカラーでクリエイトされたベーグル。
そしてそのお隣は定番の1つになっているコットン・キャンディ・ベーグルで、ほんのり甘いベーグルにヌテラ入りのクリームチーズを挟むのが 人気のメニューになっているのだった。

実は私は、今年のスーパーボウル・パーティーで このスーパーボウル・バージョンのベーグルを食べているけれど、 私が応援していたデンバー・ブロンコズのベーグルよりも、キャロライナ・パンサーズの方が甘さがあって好評だったので、 どうやらレインボー・ベーグルは カラーで若干味が異なるよう。
でも友人によれば、その時点では前日にオーダーして10人分以上のベーグルが買えたとのことだったけれど、 今ではオンラインのオーダーは数週間待ち。ストアでは行列をしなければならない有り様で、 だとすると ほんの2週間足らずのうちにこのレインボー・ベーグルは メガ・ブレークしたことになるのだった。

執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。 丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

Shopping

FaviruteOfTheWeek FaviruteOfTheWeek FaviruteOfTheWeek

PAGE TOP