Jan. Week 2, 2018
”Flavanone Mud”
”美容業界が夢中のセンセーショナルなマスク、フラヴァノン・マッド”


今週のニューヨークは先週までの とんでもない寒さが緩んだお陰で、例年並みの気温にも関わらず 春のように感じられていたけれど、 寒さの中でエクササイズをしてミトコンドリアを増やそうと考えた私は、先週のマイナス6度〜8度の気温の中、 セントラル・パークにランニングに出かけていたのだった。
以前このコーナーに書いた通り、ここまでの寒さの中でエクササイズをすると消費カロリーが35%前後増えるとのことだったけれど、 それが嘘では無いと実感したのが 厳寒の中、4日連続で8〜11.5キロのランニングしたところ、普通に食事をしているのに体重が1キロ落ちたこと。 ちょうどホリデイ・シーズンの食べ過ぎ&飲み過ぎでウェイトが増えていたので、 それがあっさり落ちてくれたのは私にとっては かなりの朗報になっていたのだった。

友人にはマイナス6度〜8度という気温だと どの程度のウェアのレイヤーで走るのかを尋ねられたけれど、 上半身はタンクトップ、ヒートテックの薄い長袖Tシャツ、フード付きのフリースの3枚、下半身はヒートテックのレギンスに重ねて、アディダスのランニング・パンツを履くという2枚レイヤー。 ソックスは化繊のスポーツ用で、走っている最中にソックスの上で足の指が滑るので、夏に履くとその摩擦のせいで熱がこもってしまうけれど、 マイナスの気温の中では それが幸いして 足の指先が凍りつかずに済んだのだった。
頭には毛皮の帽子を被って、初日は顔の下半分を毛皮のマフラーで覆っていたけれど、そうすると吐いた息の水蒸気が マフラーに付着してそれが凍ってしまい、かえって寒い思いをしたため、 残りの日は、頬と顎だけ 低温の風によるコールド・バーンにならないようにマフラーでプロテクトしただけであったけれど、その程度で十分に快適に走ることが出来たのだった。




セントラル・パークでは、そんな厳寒の中を走る人は 決して少なくないのが実情で、中には膝丈のパンツで足を真っ赤にして走っている人も居たけれど、 ランニングから戻って10倍の鏡でチェックすると、驚くほど小さくなっていたのが顔の毛穴。
また顔の肌だけでなく、ウェアで覆われていた身体の肌もツルツルになっていたのは新発見のサプライズ。 なので、「お金を払ってクライオセラピーやコールド・フェイシャル(写真上)を受けるより安上がり!」と思って走っていたけれど、 日本では冷却療法とも呼ばれるクライオセラピーは、気化した液体窒素を使ってカプセル内で-120〜-170度という超低温を実現。 そこに手袋とソックスのみを着用して2分間入ることにより、アイス・バスに45分間浸かっていたのと同じ抗炎症作用が得られるというもの。 その結果、免疫力や新陳代謝を高め、筋組織や皮膚の再生を促すので 運動選手のリカバリーから、アンチエイジングの美容にまで用いられているもの。 2015年には同セラピーによる死者が出ているものの、基本的には安全と言われるトリートメントなのだった。

そんなクライオセラピー同様の効果が 厳寒の気候でのエクササイズによって得られるかと言えば、専門家によれば答えはYes。 クライオセラピーで超低気温が実現するのは、前述のように気化した液体窒素を使ったドライエアを利用しているため。 それに対して屋外の低気温の場合、空気中に含まれた水分によって、気温的にはクライオセラピーほど低温ではなくても 体感温度的にはそれに近い寒さがもたらされ、しかもそこでエクササイズをするということは、僅か2分のクライオセラピーよりも遥かに長い時間、その低気温の中で過ごすということ。 そのため身体の防御反応によって末梢血管が急速に収縮するのはクライオセラピーと全く同じ。
クライオ・セラピーの場合、通常の気温に戻ることによって、その温度差で血管が拡張して血行が良くなるけれど、 厳寒の中のエクササイズをした後に奨励されるのは入浴やシャワー。 それによって血流が高まり、肌に良好な効果をもたらすので、身体の皮膚がツルツルになったのも十分に納得がいくところなのだった。




さて、そんな寒い思いをせずに毛穴の奥の汚れを取って、毛穴を小さくし、アクネを治療し、老化を防ぐプロダクトとして、 ビューティー業界で大センセーションを巻き起こしているのがフラボノン・マッド。 以前このコラムに書いたビューティー・スペシャリストが、肌を若く保つ秘訣と言える”3M” が ”Massage/マッサージ”、”Mask/マスク”、”Moistureize/モイスチャライズ”と 語っていたけれど、その彼女も愛用するフラヴァノン・マッドは、プロダクト・カテゴリーとしてはマスクであるものの、マスク以上の役割を果たすセンセーショナルなプロダクト。 その効果は以下の3つのフェーズでデザインされているのだった。

  1. Purifying Phase / ピュアリフファイイング・フェーズ
    メークやスキンケアのビルドアップや、過剰な皮脂の蓄積を含む肌表面、及び毛穴の中の不純物を除去するのがこのフェーズ。 そのメカニズムは、まずマスクをアプライして数秒以内にバイオ可溶化テクノロジーが水溶性および油溶性の不純物を分解。そしてマスクの中の分子状酸素ガスが 肌の酸素供給を増加させる一方で、高濃度のチタンとオリゴ元素を含むアマゾニアン・マッドが不純物としっかり結合。そのプロセスでもたらされるのが不純物が除去された 毛穴がどんどん引き締まる効果。そしてブラジル産のコッパ―(銅)が豊富に含まれたクレイが 肌表面に自然に備わるバリア機能を損ねる事無く サポートしながら、肌の洗浄を行っていきます。

  2. Protective Phase / プロテクティブ・フェーズ
    このフェーズは肌の表面の不純物のビルドアップに対して肌の上にバリアを構築することにより、不純物に含まれたバクテリアの悪影響や毛穴の拡大、 エイジングのスピードアップ等を防ぐという、これまでのマスクにはなかった革新的なアプローチ。 ポリネシアのサンゴ礁に含まれる海洋多糖類マイクロオーガニズムが外的環境の悪影響に対するシールドの役割を果たすだけでなく、 気候、温度、湿度などありとあらゆる環境変化が肌に与える影響に対応。 また、スキンケアに初めて導入されたCUBE New Yorkのベストセラー・サプリ、レスヴェラトロールの成分が 肌のくすみを防ぎ、同時にオレンジピールの生物工学的派生物が炎症を抑える役割を発揮。 不純物が少ない超純粋なビサボロールによって、更に炎症を抑える二次効果がプラスされます。

  3. Responsive Phase / レスポンシブ・フェーズ
    3つ目は肌の健康と若さを保つための最も大切なフェーズで、 プロダクト名であるフラヴァノンが効果を発揮するのもこのフェーズ。 フラヴァノンとは柑橘系の果物の皮の内側の白い部分で、精製されたフラヴァノンが実現するのが強力なデトックス効果。 その一方で、正常な若々しい皮膚の表面に酵母によって生成されるオレイン・アシッドを 皮膚のpHバランスや密度を崩すことなく、ゆっくりと確実に増加させるのがこのフェーズ。 多くのスキンケア・プロダクトに含まれるアシッドは、表面的に効果をもたらしているように見えても、実際には肌に炎症をもたらし、肌の免疫システムや、皮膚細胞の組成を破壊し、 引いては年齢よりも早い老化に導くものが多い中、オレイン・アシッドは肌本来に備わるものなので、 肌の時計の針を戻す役割をしてくれます。



すなわち、肌の不純物を除去をし、肌をピュアでクリーンに保ちながら、改善するという3ステップをやってのけるのがこのマスクで 不純物が取り除かれることによって毛穴だけでなく、皮膚の引き締め効果も担うという優れもの。
洗顔後の乾いた肌に指で薄くアプライして、10〜20分後に洗い流すだけというごく簡単なプロセス。 効果を上げるためには、最初に5日連続して使用し、その後は週1回ペースの使用でOK。 でも使えば使うほど肌のコンディションが改善するマスクなので、ヤミツキになっているビューティー業界関係者の間では、 これを毎日使用する人々が少なく無いのが実情。顎のラインのアダルト・アクネを確実に改善する唯一のマスクと絶賛する声もあるのだった。
ちなみに歯磨き粉のようなチューブに入ったこのマスクは100g入りで、 約40〜50回の使用が可能になっているのだった。
フラボノン・マッドは、こちらでお取り扱いがスタートしています。




ところで、今週ラスヴェガスでは毎年この時期恒例のコンシューマー・エレクトリック・ショー(CES)が行われているけれど、 そこでイノベーションアワードを受賞したのが、スマート・ビューティー・ミラーの ”HiMirror Mini / ハイ・ミラー・ミニ(写真)”。 これを開発したのは、台湾のCal-Comp Big Data, Inc.で、 デジタル画像に鏡のように映し出された肌のコンディションを、毛穴、目の下の肌、シミ、レッドスポット(アクネ等の炎症)、 肌の表面、シワといったカテゴリーに分けて、毎週写真とデータを記録してデータ分析してくれるという機能に加えて、 スポルティファイで音楽を掛けたり、天気や交通情報のチェック、 アマゾン・エコーのアレクサへのアクセス等を ヴォイス・コマンドでこなしてくれるミラー。

これを使うと、新しいスキンケア・プロダクトを使った場合に、本当に肌が改善されているかが数値で掴めるようになる反面、 スキンケアのプラシーボ―効果が薄れることは紛れもない事実なのだった。 アメリカでの売り出しは、年末という説と夏という説があって、価格も約200ドルという説と、 300ドルという説があるけれど、メディアの女性エディターの間ではこれを「欲しい!」という声と、 「気分を落ち込ませる悪夢に成り得る」という賛否両論の声が聞かれているのだった。


執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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