75th (2018) Annual Golden Globe Red Carpet Review & Buzz
第75回 (2018年) ゴールデン・グローブ賞授賞式
レッド・カーペット・ファッション、ジュエリー & バズをレポート

Published on 1/8/2017


2018年1月7日、日曜日にビバリー・ヒルズのヒルトン・ホテルを会場に行われたのが ゴールデン・グローブ賞授賞式。
同授賞式は映画とTVの双方を対象としたもので、ハリウッドの授賞式シーズンに先駆けて行われるビッグ・イベント。 メジャー・ネットワークで生中継されることもあり、例年セレブリティがドレスアップして、授賞式イベントの中で最長のレッドカーペット上を歩くことで知られるイベント。 そのためゴールデン・グローブとオスカーは、その年のアメリカ及び、全世界のフォーマル・ドレスのトレンド・セッターになっていることで、 ファッション業界からも絶好のパブリシティとして注目される存在になっています。

ですが、今年は#MeToo ムーブメントに代表される、ハリウッドのパワープレーヤーによるセクハラやセクシズムに抗議して、 女性セレブリティがこぞってブラックのドレスを着用することが事前の合意事項となり、 その結果、一流デザイナーのブラック・ドレスをセレブリティ・スタイリストが奪い合う状況が繰り広げられたと言われますが、 一部の例外を除いては、女優陣がこぞってブラック・ドレスで登場。 また、ノミネート者は同伴者を1人招待することが許されていますが、多くの女優陣がセクハラやセクシズムの被害者のチャリティや、男女平等の運動に 関わるアクティビストを同伴して出席。 通常、レッド・カーペット上のインタビューは、女優達に「どのデザイナーのドレスを着用しているか」、「何着のドレスを試着してそのドレスを選んだか?」といった ファッションやビューティー絡みの内容に終始しますが、今年に関しては 同伴しているアクティビスト達の活動についてや、 ハリウッドで横行してきたセクハラについての各女優達の考えや、その状態を改善するメッセージ、名乗り出た被害者を称えるコメント等、 占められており、会場に到着したセレブリティのファッションにフォーカスする レッド・カーペット・レポート番組が 例年とは全く異なる様相。
また女優達がブラックしか着用しないという状況を受けて、男優たちの間にも目立っていたのがオール・ブラックのタキシード姿。 これを受けて、それまでBEST & WORSTをレポートしてきたメディアが 今年はその企画を取り止めるなど、ファッションよりもメッセージにフォーカスしたものとなっていました。






”#MeToo”のムーブメントと共に、ゴールデン・グローブ賞授賞式直前に盛り上がったのが ”Time's Up”、 すなわち「終わりの時が来た」というムーブメント。 これは、ハリウッドだけでなく様々な業界でセクハラや性差別を受けながらも、それに対してアクションを起こすことが出来ない女性達をサポートするためのチャリティ基金で、 メリル・ストリープ、トム・ハンクス等多くのセレブリティや、一般女性がこれに寄付をした結果、当初目標とした1500万ドルを大きく上回る6000万ドルの寄付が集まったことが伝えられています。
このムーブメントで中心的な役割を果たしたのがリース・ウィザースプーンで、”Time's Up”のピンを製作。 基金に寄付した男性セレブリティや参列者にピンを配布し、男性セレブリティもこのムーブメントに支持が表明出来るように配慮しています。

ちなみにリース・ウィザースプーンは、今回のゴールデン・グローブ賞授賞式のメイン・イベントとなった、オプラ・ウィンフリーのセシル・B・デミール・アウォードのスピーチの プレゼンターとしてステージに上がりましたが、この大役はオプラ自身が名指しでリースに依頼したもの。 そのオプラは9分間に渡るスピーチの間に、会場が総立ちになるスタンディングオベーションを3回獲得。 メディアが「大統領が行う一般教書演説のよう」と評する力強い口調で、セクハラや性差別の無い新しい時代の到来を訴えましたが、 その直後から#Opra 2020 というオプラ・ウィンフリー大統領選挙出馬を望む声がソーシャル・メディア上でトレンディングとなっていました。


その一方で、今回のゴールデングローブのドレス・コード破りをした女性セレブリティもいましたが、そのうちの1人はゴールデン・グローブ賞を主催する ハリウッド・フォーリン・プレス・アソシエーツのプレジデント、メハ―・タトナ(写真下中央)で、インド人の彼女にとってブラックは葬儀のカラー、 加えて何カ月も前から写真のアウトフィットを用意していたとして、授賞式の前からブラックを着用しないと宣言。でも”Time's Up”のピンを付けて登場。
それ以外にドレスコードを無視したのは、ドイツ人モデルのバーバラ・メイヤー(写真下左)と、イタリア系アメリカ人女優のブランカ・ブランコで、 ブランカ・ブランコは昨年のオスカーでもディープ・スリットのドレスを下着を付けずに着用して物議をかもした存在。 今回のゴールデン・グローブでも彼女の露出の激しい真っ赤なドレスには批判が寄せられていました。








ドレスがブラック一辺倒であった影響で、ジュエリーで差別化を図ろうとしたためか、今年のゴールデン・グローブで多くの女優達がつけていたのがエメラルドのジュエリー。 特に圧巻だったのが、ゾーイ・クラヴィッツがつけていた、ロレーヌ・シュワルツのモダンなデザインの巨大なエメラルド・イヤリング。 彼女のシンプルなドレスに、強烈なインパクトを与えていました。

ドレスは引き続きシアー素材のものが多くみられ、特にスカートがシアーになったスタイルを着用するセレブリティが目立っていましたが、 それと同時に多かったのがストラップレスのドレス。 素材はベルベットがカムバックしてきた印象を与えていました。





ゴールデン・グローブ賞のレッド・カーペット・ファッションは、以下クリックして、Vogue.com のスライドショーでご覧ください


Photo: Getty Image, Wire Image,


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