New French Restaurants High & Low
"Le Coucou " & "Mimi NYC"


新フレンチ・レストラン、オーセンティック & カジュアル
“ル・クク” & “ミミ NYC”



ここ数年、日本食やイノベーティブなアメリカン・キュジーヌに押されて、存在感が薄れていたフレンチ・レストランですが、 2016年春にオープンした2つの話題のレストランが共にフレンチ、そして共に実力派。 唯一異なるのは、そのお値段とプレゼンテーション。1つはハイエンド、もう1つはカジュアルで 好対象のグルメ・スポットになっています。



Le Coucou / ル・クク




オープン以来、ニューヨークのローカル・メディアが ”ファイン・ダイニングの復活”と騒ぎ立てていのが、ここにご紹介するレストラン、 ”ル・クク”。
同店を語る際に引き合いに出されるのが、アメリカが好景気に沸いた1980年代、ニューヨークで最もプレステージが高い フレンチ・レストランであると同時に、当時の大金持ちの社交場であった ”Lutes / ルーテス”。 そのルーテスの復刻版と言われるル・ククは、インテリア、プレゼンテーション、スタッフのサービス、食材、ドリンクに至るまで、 贅を尽くした久々のオーセンティックなフレンチ・レストランとなっています。

同店を手掛けたのは、今最も乗りに乗っているレストランターで、 ”クロック・タワー””アップランド” など、 数多くの人気レストランをニューヨークのみならず、ロサンジェルス、マイアミ、ラスヴェガスなどでも展開するスティーブン・スター。 今やアメリカのレストラン業界では、”スタード・レストラン”と言えば、ミシュラン・スターを獲得しているレストランのことではなく、 スティーブン・スターが手掛けたレストランのこと。 それほどまでに彼のサクセスと影響力は、止まるところを知らない勢いで拡大しています。



その彼がシェフ、ダニエル・ローズを起用して 新たにソーホーにオープンしたのファンシーでラグジュリアスなフレンチ・レストランがル・クク。 ダニエル・ローズはシカゴ出身ながらも、本場フランスで修行を続け、パリの”スプリング”、”ラ・ブース・エ・ラ・ヴィ” といったレストランで名を上げたシェフで、ル・ククは彼にとってのアメリカ・デビューとなるレストラン。
その彼がキッチンで展開するのは、キャビア、フォアグラ、ロブスターといった高額の食材を用いた 本場のフレンチで、その料理のショーケースに相応しいゴージャスかつ、クリーンなインテリアをデザインしたのは、 今、デザイン界でライジング・スターとなっているローマン・アンドウィリアムス。 先述のスティーブン・スター傘下の”アップランド”や、シェフ、アンドリュー・カメリーニの人気レストラン、 ”ラファイエット” を手掛けているチーム。
既にその見目麗しい オーセンティックなフレンチ・キュジーヌがクリティックの間で大評判となっているのに加えて、 ソーホーというニュー・リッチが好むロケーションも手伝って、 ル・ククが今後80年代のルーテスのような社交場的レストランになる可能性は大と見込まれています。

Le Coucou
138 Lafayette St New York, NY 10013
TEL: (212) 271-4252
ウェブサイト: http://lecoucou.com




Mimi NYC / ミミ・エヌワイシー




上でご紹介した”ル・クク”とは異なり、モダンなビストロ的なプレゼンテーションと、気取らないキュジーヌで 早くも多くのファンと支持者を獲得しているのがミミNYC。
ウエスト・ヴィレッジのサリヴァン・ストリートにオープンした同店は、本当に小さなスペースで運営されている本格派レストラン。 25歳の女性シェフ、リズ・ジョンソンは、デンマーク、コペンハーゲンの世界一のレストランと言われる ”Noma / ノーマ”で修行をし、その後 東京でもシェフのトレーニングをしてきた経歴の持ち主。
メニューは彼女の手書きで、短期間にどんどん変わるだけでなく、若いシェフならではの チャレンジを恐れない独創的なもの。 シンプルでミニマルなプレゼンテーションや寿司を思わせる料理もあれば、 ダックをローストしたヘッドがついたまま運んで、テーブルでサーヴィングの際に グランマルニエをかけて火をつけるといったシアトリカルなプレゼンテーションもあり、 意外性が舌を楽しませてくれるレストランです。




オープン当初で人気を集めていたのは、ポーク・リレット、ソフトシェル・クラブ、 デザートのババ・オー・ラムですが、前述のようにメニューがどんどん変わるので、同じものが 味わえる保証がない反面、何時出かけても新しい味にめぐり合えるという魅力があるのが同店。
お値段はアペタイザーが7〜21ドル、メインが26〜39ドル。 ワインもキュジーヌに合うものがセレクトされています。
唯一、来店客からクレームが来ているのは、夜9時過ぎに予約をすると 多くの料理がソールド・アウトになってしまっていること。 また居心地が良いせいか、長く居座るお客が多く、予約時間の通りに テーブルが開かないことも指摘されていますが、 これらは同店の人気を立証するようなクレームで、 早くもグルメのニューヨーカーのお気に入りレストランになっています。

Mimi NYC
185 Sullivan St New York, NY 10012
TEL:(212) 418-1260
ウェブサイト: http://miminyc.com/





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