Trendspotting: "New Mexican" Cuisine

トレンドスポッティング:NYカルチャーがクリエイトした “ニュー・メキシカン”


ここ数年で大きくシフトしたキュジーヌと言えば、メキシカン。 メキシカン・フードと言えば、つい数年前までは 安価でオーソドックスなタコスやエンパナーダが主流でしたが、 以前ご紹介した ABCコチーナ等、グルメなレストランがどんどん増えたことで、メキシカンに味と質を追求するようになったニューヨーカー。
以前のメキシカン・フードからは想像できないような、繊細さや食材のバラエティが見られるようになりましたが、 一部ではそんなモダンでコンテンポラリーなメキシカン・キュジーヌのことを、ニュー・メキシカンと呼んでいます。
ここでご紹介するのは、そのニュー・メキシカン・キュジーヌで話題の新レストラン2軒。 サーブされるメニューもコンセプトも新しく、多くのニューヨーカーを魅了しています。


 




Tijuana Picnic / ティフアナ・ピクニック




Bond St / ボンド・ストリート、Indochine / インドシン、Acme / アクメと言えば、ニューヨークのダイニング・カルチャーを代表する有名レストラン。
ボンド・ストリートは、ニューヨーク初のスタイリッシュなアーバン仕立てのスシ・レストラン、一方のインドシンはフレンチ・べトナミーズ・キュジーヌのトレンドを ニューヨークに広めた先駆け的存在のレストランで、ファッション業界の常連客で賑わうホット・スポット。 どちらもオープンしたのは90年代ですが、現在でも変わらない人気を誇っています。
一方、アクメは、コペンハーゲンにある世界ナンバー1レストラン、Noma / ノーマの設立者の1人であったシェフが料理を担当しており、 食の質とトレンドを程よく融合させた仕上がり。2012年のオープン以来、NoHo、イーストヴィレッジのヒップスターが集るレストランとなっています。
これらの3店舗は同じマネージメント・チームによってプロデュースされたレストランですが、 型にはまらない新しいキュジーヌを紹介し、ニューヨークだけでなく、アメリカの他都市のレストラン・トレンドにも影響を及ぼしてきた存在です。 そして同チームの最新プロジェクトとして ローワー・イースト・サイドにオープンしたのが、Tijuana Picnic / ティフアナ・ピクニック。 ニューヨーク・レストラン界のトレンドを左右するヒット・メイカーによる久々のプロジェクトだけに、オープン前から話題を集めていたメキシカン・レストランです。



ティフアナ・ピクニックでは、ワカモレ、サルサ、トルティヤ、タコス等のオーソドックスなメキシカン・メニューがサーブされていますが、 実はそこにアジアン・ツイストを加えたユニークなディッシュばかり。 ソフト・タコスの“ファルダ”($10)は、ビーフ・タコスに シソを入れた和風な仕上がり。 また“プエルクイート”($24)は、ココナッツ・ミルクで味付けしたポークを、タイのスパイスで味付けされたチミチュリ・ソースで仕上げたもの。 中にはブルコギ・ソースとキムチを使ったショートリブの韓国風串刺し($12)もあり、アジアの様々な国のテイストを取り込んだメキシカンを楽しむことができます。
また同店のパートナーのコネクションから、ナイトクラブ・ゴーワーにも人気の高いのが同レストラン。 それもあってティフアナ・ピクニックは深夜まで営業しており、ナイト・クラブに出かける前後のサパーも楽しめるようになっています。

【料理】 メキシカン
【価格】 $$
【住所】 151 Essex Street, New York, NY 10002(地図はこちらをクリック)
【食事】 ディナー
【営業】 日−月 6pm〜1am, 火−土 6pm〜3am
【予約】 10週間前から予約受け付け開始
【服装】 カジュアル

ご予約手数料:10ドル(ご予約が確定した場合のみチャージされます。)

ディナーご予約お申し込み:

第1希望日時: 人数

第2希望日時: 人数

第3希望日時: 人数







Empellon Al Pastor / エンペロン・アル・パストール




ウエスト・ヴィレッジのエンペロン・テキーラ、イースト・ヴィレッジのエンペロン・コチーナと言えば、何故ミシュラン・スターが付かないのか、 フード・クリティックが毎年不思議がるほどに イノヴェイティブでクリエイティブなメキシカンで知られるレストラン。
特に2012年にオープンしたエンペロン・コチーナは、ニューヨーク・タイムズ誌による 同年にオープンしたニュー・レストランのランキングで6位に選ばれたほど、高い評価を得ているレストラン。 そのエンペロン・コシーナ、エンペロン・テキーラはモダンで上品なインテリアの中でアップスケールなメキシカンをサーブし、 メキシカン・キュジーヌに対するニューヨーカーの意識を変えるきっかけとなった人気店です。
どちらも、フォーマルなメキシカンが軸になっていて、アペタイザーは $7〜$17、メイン・コースは$19〜$48という価格帯。 メイン・コースにトルティアが添えられる以外は、開店当時からエンペロンは タコスをサーブしないというポリシーを打ち出していて、 あえて、ファストフード的なメキシカンの側面を押さえたメニュー展開になっています。

そんなエンペロンが新しく手掛けたのが、イースト・ビレッジのエンペロン・アル・パストール。
大人の雰囲気漂うこれまでの2店とは打って変わって、いかにもイースト・ビレッジのアルファベット・ディストリクトといった印象の カジュアル店舗は、インテリア全体にストリート・アートがフィーチャーされたエッジーな雰囲気。
ここでサーブされるのは、エンペロン2点ではサーブされていない、タコス6種類を中心としたカジュアルなストリート・メキシカン。 チキン、チポトレ、ビーフ、レッド・チリ・ポーク、チョリソー、マッシュルームという6種類のタコスには 3種類の自家製ソースを掛けて味わいますが、 それ以外にも定番のワカモレなどももちろんメニューにラインナップされています。



メニューがシンプルなだけに。他店とは違うユニークさ、カジュアル・メキシカンにないグルメ性を打ち出すためにアル・パストールでは、 自家製のフレッシュなトルティヤを用い、トッピングやソースにもこだわる姿勢を見せています。 このため同様のタコス・ショップはニューヨークに数え切れないほどありますが、 他店では味わえない、美味しさ、ユニークさを満喫できる仕上がりです。
中でも人気が高いのは店のネーミングにもなっているタコス・アル・パストール。 こちらは削ぎ落としたロースト・ポークにパイナップルを添えたもので、甘い味付けが大好きなアメリカ人の間で大人気メニュー。 またニューヨークで最も美味しいと言われるエンペロン・コシーナのワカモレも、ここでは たったの4ドルで味わうことができます。
タコスを含め、ピクルスやブラックビーン等のサイドディッシュも全て4ドル。
フードに加えて多種のメキシカン生ビールやテキーラ、特製マルガリータなどのカクテルも用意され、 バーとしても立ち寄ることもできる同店。 中でも一度トライしたいのは、メキシコの名物カクテルであるミチェラーダ。 これはビールをベースにスパイスやソースを用いたレッドアイのようなドリンクで、しばしばメキシコでは二日酔いのカンフル剤として飲まれるカクテル。 同店のミチェラーダには、塩、ハバネロ、コニャックをミックスしたものから、なんとポン酢を用いたものまで非常にユニークなものが体験できます。

Empellon Al Pastor
132 St. Marks Place, New York, NY 10009
Tel: (646) 833-7039
Website: http://empellon.com/al-pastor/index.html


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