Like or Dislike?, New Look of Tavern On The Green

モダン or モデレート? 早くもインテリアが賛否両論!
再オープンの “タヴァーン・オン・ザ・グリーン”




2014年4月24日にリオープンするのが、2009年大晦日を最後にクローズしたセントラル・パーク・ウエスト67丁目のレストラン、 “タヴァーン・オン・ザ・グリーン”。
1990年代までは、アメリカで最も売り上げが高いレストランとして知られ、観光名所でもあった “タヴァーン・オン・ザ・グリーン”が最初にオープンしたのは、1937年のこと。 でも、同店がゴージャスなシャンデリアやティファニー・ランプという、タヴァーン・オン・ザ・グリーンのトレードマークと言えるインテリアに改装され、 オープン当初の2倍のサイズにアップグレードされたのは1976年のこと。 当時の金額で、10億円を投じたリノベーションを行うという大きな賭けに出たのが、 ニューヨークの70年代、80年代を代表するレストランターで、”ロシアン・ティー・ルーム”のオーナーでもあった ワーナー・リロイ。(写真上は左がかつてのタヴァーン・オン・ザ・グリーンのカノピーとそのロゴ、右側が新しいロゴをフィーチャーした 再オープン・バージョンのカノピー)

以来、タヴァーン・オン・ザ・グリーンには、ジョン・レノン、ホイットニー・ヒューストンといった時代を代表するセレブリティが 訪れるようになり、ニューヨークを代表する社交場となったのは周知の通り。
そして80年代には「ゴースト・バスターズ」、90年代には「ザ・フリンストーンズ」といった映画のシーンにも登場。 しかしながら その一方で、セントラル・パーク内に位置していることを理由に、 税金を支払っていないことがスキャンダルとなり、90年代には同店に対して市民のボイコット運動も勃発。
やがて、ワーナー・リロイが経営する親会社の経営不振を受けて、 2009年に倒産、クローズとなっていたのが タヴァーン・オン・ザ・グリーンでした。








ニューヨーク・マラソンのゴール地点として知られるタバーン・オン・ザ・グリーンでは、 閉店後もマラソン・ランナーのための パスタ前夜祭が行われたり、 ストリート・ベンダーを集めたフード・コートとして使われた時期もありましたが、 遂に5年の月日を経て、レストランとしての営業が再スタートすることになったのが今回のリオープン。


今回、同レストランを経営するのは、フィラデルフィアのレストランターであるジム・カイオラとデヴィッド・サラマ。
そして、彼らが起用するシェフは、今はクローズしたレストラン、”Quilty / キルティ” で かつて腕を振るった女性シェフ、 ケイティ・スパーク。
レストラン関係者の間では、かつてのタバーン・オン・ザ・グリーンと区別するために、 ”タバーン・オン・ザ・グリーン 2.0 (トゥ・ポイント・ゼロ)”と呼ばれているのが同店です。

そのオープンに先駆けて、公開されたのが ここにご紹介するタバーン・オン・ザ・グリーン 2.0 のインテリア。
入り口を入ってすぐに広がるバー・セクションは、ゴールドの馬が何頭も走っているようなシャンデリアが吊られた丸いカウンターを中心に、 大きく弧を描くゴージャスなブース席エリア、ウィンドウに面したテーブル・エリアに分かれ、 いずれもウッドを用いた落ち着いたインテリア。(写真上)
バー・エリアのコーナーにはファイヤー・プレース(暖炉)も設置され、 このエリアはラウンジのような仕上がり。
初夏からは、ウィンドウを全て全開にして、インドア&アウトドア・バーとして運営される予定になっています。









ダイニング・エリアは2つのウィングに分かれていて、グリーンを基調にしたサウス・ウィングは、 ブランチのメッカになるべくデザインされた アップスケールでクラシックなダイナー風の仕上がり。
それよりモダンでエレガントなベージュが基調のエリアは通路を隔ててオープン・キッチンになっているので、 窓からのガーデンの景色が眺められない側に座ったゲストでも、キッチンでの様子を見ながら楽しめるというセッティング。

再オープンに当たって、新しいロゴもデザインされているタバーン・オン・ザ・グリーン 2.0ですが、 以前のロゴにも、新しいロゴにもフィーチャーされているのが羊。
これは、1934年にロバート・モーゼズが最初にタバーン・オン・ザ・グリーン をオープンした際、 そこに位置していた羊小屋を立ち退かせたことから由来しているもの。
今回のタバーン・オン・ザ・グリーンでは、メニューやインテリアにも 羊のモチーフが用いられていて、その点ではオリジナルを継承している印象になっています。
新たな試みと言えるのは、テイクアウト・セクションが設けられたことで、セントラル・パーク内を散策する前に、 コーヒーやスナックを調達することが可能になっています。




でも、オリジナルのタバーン・オン・ザ・グリーンを知るニューヨーカーの間で、 既に賛否両論が巻き起こっているのが 新しいインテリア。
それというのも、かつてのタバーン・オン・ザ・グリーンは巨大なシャンデリアが幾つも吊られた ゴージャスで美しい、グリーン・ハウスのようなダイニング・ルームで知られた存在。(写真上) その時代に比べると、現在のタバーン・オン・ザ・グリーンは モダンではあるものの、 ランドマークや観光名所になるような個性や、ニューヨークらしさが感じられないというのが、大方のリアクション。
同店のインテリアのレビューの中には、「これじゃあ タバーンではなくて、バーン(Barn / 納屋)だ」、 「これはリオープンじゃなくて、同じ名前を使った別のレストランのオープンだ」 というような厳しい指摘も聞かれ、 あまりに普通のインテリアにガッカリする声が少なくないのが実情。
それもそのはずで、新たにオープンしたタバーン・オン・ザ・グリーンは、以前の半分の面積に 縮小されたバージョン。

でもインテリアがモダンになった分、ケイティ・スパークがクリエイトするメニューの殆ども モダンなディッシュで、かつてのタバーン・オン・ザ・グリーンよりも 手ごろなお値段。
また食材の組み合わせにもユニークさが感じられることが指摘されています。
さらに新しいタバーン・オン・ザ・グリーンの経営チームがターゲットとするのは、旅行者ではなくニューヨーカー。 何度もリピーターになってくれる客層を狙って、サービスを充実させていくことも明らかにしています。

さて、かつてのタバーン・オン・ザ・グリーンと言えば、その大きな魅力になっていたのが、アウトドアのガーデン・エリア。 一年中、 木々がイルミネーションでライトアップされ、色とりどりのランタンがふんだんに吊られた同エリアは、 予約無しでもドリンクに立ち寄れたスペースで、特に夏の夜には最適と言えたスポット。
このアウトドア・ガーデンのエリアと、エントランスはオープン直前でも工事が終わらない状態であるため、 果たしてどんな形で復活するかは定かではありませんが、 ランタンはモダンなスタイルのライトに替わっていて、ガーデン・ファニチャーも シンプルなデザイン。 したがって、かつてのようなフェスティブなセッティングは望めない印象になっているのが実情です。

【料理】 アメリカン
【価格】 $$$
【住所】 Central Park West & W 67th St, New York, NY 10023(地図はこちらをクリック)
【食事】 ランチ / ディナー / ブランチ
【営業】 毎日 11am〜1am / ブランチ 土・日 9am〜3pm
【予約】 10週間前から予約受け付け開始
【服装】 スマート・カジュアル

ご予約手数料:10ドル(ご予約が確定した場合のみチャージされます。)

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