A New Food Hall in Hell's Kitchen, "Gotham West Market"
今、開発中のヘルズ・キッチンにお目見えした新フード・ホール、
”ゴッサム・ウェスト・マーケット”


ここ数年の再開発で、モダンなビルディングがどんどん建ち並ぶようになったニューヨークの “ヘルズ・キッチン”。
ヘルズ・キッチンとは34〜59丁目の8番街より西のエリアを指しますが、もともとは貧しいワーキング・クラスのアイリッシュ系アメリカ人が多く住み、 倉庫や車の修理工場ばかりで、治安も非常に悪いエリアでした。 それが徐々に変化を見せ始めたのが90年代の終わり。 ハイライズのビルが増え始めると同時に、若い層のニューヨーカーがそんなモダンなビルディングを目当てに移り住み、 ヘルズ・キッチンの家賃がアップしてきたのは周知の事実。 今では、地下鉄の7番ラインが同エリアに延長される工事も行われ、更なる開発が進んでいるエリアです。

そんなヘルズ・キッチンで、2013年に最も注目を浴びて登場したのが、 “Gotham West / ゴッサム・ウェスト”という ハドソン川を見渡す美しいビューを売りにしたドアマン付きの高級アパートメント。 ハドソン・リバー・パークと、シアター・ディストリクトを結ぶエリアに位置するゴッサム・ウェストは、 11thアベニューと44丁目の 1ブロックに渡る建物で、 その施設内で 最も話題になっているのが “Gotham West Market / ゴッサム・ウェスト・マーケット”。 同マーケットは今年11月にオープンしたばかりで、主に近隣住民を対象としたフード・ホール。 現時点で、ゴッサム・ウェスト・マーケットに入居しているのは、フード関連のテナント 8軒と サイクリング・ショップ1軒。 
中でもフードは、今ニューヨークで話題のヒップなスポットばかりが名を連ねています。





まずは、カリフォルニア発の人気コーヒー・ショップ、“Blue Bottle / ブルー・ボトル”。
ニューヨークでは、このロケションが5軒目のブルー・ボトルは、サイフォンを使用したり、オーダーを受けてから1杯ずつのドリップをするなど、 手の込んだサービスに加え、トレーニングを積んだ凄腕バリスタばかりを揃えた、こだわりのコーヒーで人気のカフェ。

そして、ラーメンが大ブームになっているニューヨークで、現在、最も大きな話題となっている “Ivan Ramen / アイバン・ラーメン” も、 ゴッサム・ウェスのプロジェクトに選ばれたベンダーのひとつ。 アイバン・ラーメンは、ニューヨーク出身のアイバン・オーキンが手掛ける東京の人気ラーメン店ですが、 逆輸入オープンになっているゴッサム・ウェスト店は ニューヨーク2店舗目。 早くもニューヨークのラーメン通が通う、人気のスポットになっています。



それ以外にも、450種にも上るビールと 美味しい肉料理を取り扱う、グラマシー・エリアの人気カジュアル・レストラン、 “The Cannibal / ザ・カニバル” が出店。ゴッサム・ウェスト・マーケットでは得意の肉料理に加え、。 チキンのリバー・ムース、ラム・タルタルのブラック・オリーブとキューカンバー添え、ポーク・ネックのキムチ和えなど、 ニューヨークらしいモダンさを感じさせる手の込んだディッシュを味わうことが出来ます。

また、ブルックリン発のブティック・グロッサリー・ストア、“Court Street Grocers / コート・ストリート・グロサーズ” は、 主にインポートやオーガニックの調味料や食材を取り扱う、ハイエンドなごだわりグロッサリー・ストア。 ブルックリンの本店は 食材店の一角でサンドイッチなどの軽食もサーブしている同店ですが、 ゴッサム・ウェスト・マーケット内の店舗では、軽食を取り扱うベンダーとして参加。 ハイエンド・グロッサリーを使用した、グルメなサンドウィッチを提供しています。





“Little Chef / リトル・シェフ” と “El Colmad / エル・コルマド” は、同マーケットが初店舗となる新ベンダー。
“リトル・シェフ” は、知る人ぞ知るブルックリンのカルト的人気を誇るサンドイッチ・ショップ、“Saltie / ソルティー” が手掛けたもので、 地元ブルックリンの人々を虜にしているサンドイッチ、スープ、サラダをサーブ。

一方、“エル・コルマド” は、アメリカ版 “料理の鉄人” で上位に上り有名になったスペイン料理のシェフ、シーマス・マレンが手掛けるタパス・バー。 どちらのベンダーもニューヨーカーから既に高い評価を得ていますが、特にエル・コルマドは現時点で同マーケット内で 最も高い人気のベンダーとなっており、 毎日長蛇の列が出来ています。


ゴッサム・ウェスト・マーケット内で唯一、ブースを設けたダイニング・ルームを持っているのが、世界的に有名なデザイン・グループ、 “AvroKo / アヴロコ” が手掛けるダイナー、 “Genuine Roadside / ジェニュイン・ロードサイド”。 “アヴロコ” は、世界各地のハイライズ・アパートメント、ホテル、ラウンジ、レストラン等の内装やコンセプトを手掛けるデザイン会社。 モダン・カントリー・インテリアのジェニュイン・ロードサイドは、バーガー・ジョイントで、 ハンバーガーに加え、タコスやサンドイッチなどダイナー・フードがサーブされています。


最後にフード系でセレクトされたのは、ブルックリンの食材&キッチン用品店、“Brookyln Kitchen / ブルックリン・キッチン”。 ブルックリンにある本店では肉や野菜などのフレッシュで良質な食材に加え、実用性だけでなく、デザイン性も高いキッチン用品を販売。 そんな料理好きにはたまらない品揃えに加え、店内で料理教室を開催するなどのアクティビティも手伝って、地元コミュニティーのグルメ達から多大な支持を受けています。
そのブルックリン・キッチンのゴッサム・ウェスト・マーケット店は、本店のミニ・ヴァージョンという感じのショップで、 食材とキッチン用品の販売が行われている一方で、料理のデモンストレーション・エリアも設けられています。


そんなフード・マーケットの中に、唯一入っているサイクリング・ショップは、ニューヨークでも既に人気の “Velo / ヴェロ”。
自転車シェア・プログラム、シティバイクのスタートで、今年に入って更に自転車人口が増えているニューヨークでは、 サイクリング・ショップも増加中。 ゴッサム・ウェストは サイクリストの多いハドソン川沿いの公園に近い反面、サブウェイから遠く、自転車の利用者が多いエリアに位置しているため、 中でも品揃えやサービスの良さで大人気なのが“ヴェロ” をベンダーとして起用。 既に多くのサイクリストが、フードと自転車のサービスを目当てに 同マーケットにやって来るようになったことが伝えられています。

フードコートやグルメ・マーケット・プレイスをアパートメント・ビルディングの1階に設けるというコンセプトは決して新しくはありませんが、 まだ開発中のエリアで、周囲にグルメストアが皆無というエリアに それを持ち込んだこともあり、 ゴッサム・ウェスト・マーケットは メディアがこぞって大きくフィーチャー。
その効果も手伝って近隣の住民に止まらず、多くのニューヨーカーにアピールするものになっています。

Gotham West Market
600 11th Avenue (44th Street)
Tel: 212-582-7940
www.gothamwestmarket.com






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