Cronuts Fever Continues!
Croissant-Donut is Food Goldmine in NYC

世界中からの旅行者まで加わって大行列!
さらにヒートアップする NYの ”クロナッツ・フィーバー” Update!



以前のレポートでもお伝えした通り、ニューヨークでこの夏、話題沸騰のフードが ”クロナッツ”。
クロワッサンとドーナツをくっつけたクロナッツの説明は、前回のレポートをお読みいただくとして、 1日200個限定で作られるクロナッツは、多くのパブリシティを獲得し、 ソーシャル・メディアでも注目を集めた結果、 クロナッツ・フィーバーは日に日にヒートアップするばかり。

今も人々が行列を始めるのは朝の6時前後。もちろん天候にもよりけりであるけれど、 以前よりもブームを感じさせるのは、その行列が長くなるスピードの速さ。 あっと言う間に50メートル、100メートルの行列が出来てしまうとのこと。
ここに並んでいるのは、かつては仕事に出かける前のニューヨーカーや、興味本位で話題のクロナッツを食べてみたいという人々であったけれど、 今やNYにおけるクロナッツ・フィーバーが世界中で報じられた結果、全米のみならず、世界中からの旅行者が これに加わって、2時間行列は当たり前の覚悟で競ってやってくるようになっています。

アメリカ国内におけるクロナッツ報道は、一通り行なわれて一段落したけれど、 今も、クロナッツを販売するドミニク・アンセル・ベーカリーには取材が訪れていて、それはもっぱら海外からのメディアとのこと。
これから夏の観光シーズンが本番を迎えるだけに、クロナッツとそれを求める大行列は 自由の女神やエンパイア・ステート・ビルディング同様の ツーリスト・アトラクションになることが見込まれています。






前回のレポートでも、クロナッツのダフ屋が出現していることに触れていますが、 メディアで紹介されていた常連のダフ屋は、近くの工事現場で働く兄弟。 彼らは、クロナッツのダフ屋で、1日120ドルをそれぞれ稼いでいたことがレポートされています。
このため、ドミニク・アンセル・ベーカリーでは、1人限定6個までの購入制限を3つに減らしたことが伝えられていますが、 それでも彼らは、クロナッツ1つの値段をアップさせることによって、さほど収入を減らさずに済んでいたとのこと。 でも、その数量制限は今や2つ。したがって、行列をする人々の殆どは自分が食べる分を購入していることが伝えられていますが、 それでもクレイグリスト等のウェブサイトでは、今もクロナッツがブラック・マーケット(闇市場)価格でオファーされているのが実情となっています。

でも、実は行列をせずして、しかもダフ屋に大金を支払うこともなく クロナッツを買う方法が存在していて、 それは 50個を プレオーダーすること。 プレオーダーは、1ヶ月前までに行なう必要があり、期日に50個を自分でピックアップするというもの。
お値段的には 50個を購入しても、1つ5ドルなので 合計250ドル。したがってパーティーのデザート等としてオーダーするには 話題性もあるので、 悪くないアイデア。
この大量オーダーは、未ださほど知られていないので、今がチャンスではあるけれど、 1日1人分しかこなせないとのことなので 必ずしも希望した日に手に入る訳ではないのが実情となっています。





ドミニク・アンセル・ベーカリーでは、この突然の大ブームを受けて ”クロナッツ” のトレードマークを 申請したけれど、それでもでてくるのがクロナッツのコピー。 写真上は、そのフェイク・クロナッツの一部ですが、既にカリフォルニア、フィリピン、オーストラリア、カナダなど、全米はもちろん、世界各国のベーカリーが クロナッツのアイデアを真似たペストリーを製作しています。

最も話題を集めているのが、写真上中央、ワシントンDCのベーカリー、チョコレート・クラストが製作したもの。 そのネーミングも、 Croissant / クロワッサン と Donut / ドーナツ を組み合わせた Cronuts / クロナッツのネーミングをパクって、 ”Doissant / ドーワッサン” というもの。
これは、クロナッツ同様にクロワッサンのドウをドーナツ型にして揚げて、砂糖をまぶし、中にへーゼルナッツ・クリームを挟んだもの。 トッピングはアニスのシュガー・グレーズとピスタチオ。 お値段はクロナッツより25セント安くて、4ドル75セントとなっていますが、ワシントンDCだと これはペストリーとしてはかなり高額であるとのこと。
でもクロナッツを真似て即席でクリエイトされただけあって、ペストリーの部分がクロナッツのように軽くなく、もったりしていることが指摘されていました。

そのクロナッツは、手間隙が掛るペストリーであるとドミニク・アンセル自身がコメントしていましたが、実際に準備に要する時間は3日。 ドウを作って寝かせて、揚げる前に一度ベイクしているという噂もありますが、時間と手間が掛っているだけあって 今のところ 大勢の人々を中毒にするほど 評価されているのはクロナッツだけ。 
唯一、クロナッツに問題があるとすれば、それは栄養学的に クロワッサンとドーナツを合体させたほど、高カロリー、高脂肪、糖分過多で 身体に悪い食べ物であるという点。でも、これをメディアで指摘されたドミニク・アンセルは、 「クロナッツより身体に悪い食べ物は他にも沢山ある」といかにもフレンチ・ペストリー・シェフらしいコメントでかわしています。
したがって、健康のことを考えたら、クロナッツの購入制限が2つまでになったのは、歓迎すべきことかもしれません。


Dominique Ansel Bakery
189 Spring Street
Tel:212-219-2773
Website: http://dominiqueansel.com/







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