Living Proof of "Soda Make You Fat!"
”ソーダの飲みすぎが肥満の原因!?”
ブルームバーグNY市長の大型サイズ・ソーダ販売禁止法を受けて、
ニューヨーカー、7人が 2ヶ月間の ”ソーダ抜き”に挑戦!


ニューヨーク市の保健委員会が9月13日に承認すると見込まれているのが、 ブルームバーグ市長が提案した、レストランや映画館などにおける16オンス(473ml)入り以上の砂糖入りソフト・ドリンク(主にソーダ)の販売を禁止する法案。
これはアメリカで深刻な問題になっている肥満の問題を改善しようという対策の一環で、人々がソーダを 飲むことによって、知らず知らずのうちにカロリーと糖分を摂取することが、肥満の原因と考えられているため。 アメリカでは、映画館やファスト・フードのレストランで、日本の缶入りドリンクに相当する12オンスのカップから始まって、 44オンス(約1.3リットル)という巨大サイズのカップのソーダ類が販売されているけれど、 コカコーラを例に挙げれば、12オンス(355ml)に含まれている砂糖の量は39グラム(角砂糖約8個分)でカロリーは140。
多くのアメリカ人が、コカコーラのような砂糖入りのソーダを1日に2缶は飲んでいると言われ、 これをやめただけでも1年に5〜10キロの体重を落とすことが出来るという。


ブルームバーグ市長が提案した法案、 通称 ”Soda Ban (ソーダ禁止令)”では、16オンス以上の砂糖入りソーダ&ソフト・ドリンクの販売を禁止し、 販売した業者には200ドルの罰金を科すというものであるけれど、 これに対してソーダ会社側の反発は 「市政府が市民の生活に介入し過ぎる」というもので、 ”消費者の自由束縛”をスローガンに世論を煽って、この禁止令に反対していたのだった。
そんな中、ニューヨーク・ポスト紙が7人のソーダ・ドリンカーをテスティモニアルにして行なったのが、 2ヶ月間ソーダを飲まなければ、果たして体重が落とせるか?というトライアル。

7人は2ヶ月間、ソーダを飲まない以外は、それまでと同じライフスタイルと食生活をすることになっており、 余分にエクササイズをしたり、食事を減らしたりといったことは一切せずに、日常通りの生活がルールになっていたけれど、 その結果は?と言えば、2ヶ月間に7人が落とした体重の合計は 57パウンド(約26キロ)。 ブルームバーグ市長がサポートするダイエット専門家の主張どおり、ソーダをの飲まないだけで、 かなりの体重が落とせることが立証されているのだった。

ところで、ソーダの中に 砂糖と共に多分に含まれているものと言えば、カフェインであるけれど、 ソーダを飲まないことによって砂糖とカフェインの摂取が減ることから、 テスティモニアルの中で聞かれていたのが、最初の数日間、身体のだるさを覚えたという声。 でも全員を通じての感想は、一度ソーダをカットしてしまうと、その方が体調が良いということ。 そして余分なスナックを食べなくなるということ。
テスティモニアルの1人は、「最もソーダが飲めなくて辛かったは、映画館で水を飲みながら、ポップコーンを食べていた時」と 語っていたけれど、このエピソードからも 如何にソーダを飲んでいると、塩辛く、脂肪分の多いスナックを 余分に食べてしまうかが窺えるのだった。

以下、7人のテスティモニアルとそのソーダ抜きダイエットの結果を御紹介します。
なお、以下で表示されるソーダ缶の容量は 355mlです。

サリー・ソックウェル (64歳)





ジム・ポーター (57歳)






クラウディア・トレス (26歳)





ジョナサン・アボウ (29歳)



ダイアナ・ホウィットルス (39歳)





デヴィッド・ポドモア (38歳)





メアリー・マン (71歳)




テスティモニアル7人は今回のトライアルを通じて、それぞれにソーダの健康への悪影響を実感して、 「もうソーダーを飲む生活には戻らない」というコメントをしていますが、 ソーダのヘビー・ドリンカーだった人々に奨励されるのは、いきなりソーダをカットするのではなく、 徐々に量を減らしていくこと。 また、ソーダを飲まない分、水や、レモン水、カロリー無しのヴィタミン・ウォーター、砂糖を入れないアイスティーや、 コーヒーなど、何らかのヘルシーなドリンクを飲むことも大切とされています。

逆にソーダを飲まないからと言って、やってはいけないことは、ソーダの替わりにフルーツ・ジュースを飲むこと、 コーヒー、紅茶に砂糖を沢山入れて飲むこと、そしてダイエット・バージョンのソーダならば大丈夫だと思って飲んでしまうこと。 ダイエット・バージョンのソーダは骨や歯に悪影響を及ぼすアシッドが含まれていることが指摘されています。






執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。 丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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