Yoga Of New Era
新世代のユニークなヨガ


ここ数年で アメリカ人のライフスタイルにすっかり溶け込んでしまったヨガ。
フィットネス目的で行う人もいれば、精神的な安らぎを求めて行う人もいるため、それらのニーズに合わせていろいろなタイプのヨガが生まれ、 現在では数十種類にも及ぶヨガのスタイルが存在します。
トラディッショナルなものとしては、マドンナやスティングを始めとする多くのセレブが夢中の、現代ヨガの基本形、アシュタンガ、 アシュタンガの進化系としてアメリカで生まれ、呼吸に沿って動きを変えるヴィンヤサ、アラインメントを整える目的でデザインされ、怪我をした人に最適なアヌサラ等が挙げられますが、 今回ここで取り上げるのは、それらのトラディッショナルなヨガを取り入れながらデザインされた、一風変わった新世代ヨガ。 とてもユニークなアプローチで、それぞれ違ったベネフィットをもたらすスタイルのヨガです。


Anti-Gravity Yoga / アンチ・グラヴィティー・ヨガ



”アンチ・グラヴィティー”とは”重力に逆らう”という意味。その名のごとく、身体を逆さにして重力に逆らった動きを伴うのがアンチ・グラヴィティー・ヨガです。
アンチ・グラヴィティー・ヨガは、天井からぶら下がっている長さ2〜3メートルのシルクの布を使ってポーズを取るもの。 基本的に常に身体が逆さになっている状態が続き、その中でゆっくりと体重移動をしながら様々な動きを加えることで、全身の筋肉を使い、関節をほぐしていきます。
通常、身体を支えているのは脚ですが、アンチ・グラヴィティー・ヨガでは脚以外の部位で身体を支えコントロールするため、腹部、腕、肩、臀部の筋肉を主に使用。 また、さまざまな角度に身体を伸ばすことができるので、腰や背中のストレッチには最適です。
慣れないうちは、身体を逆さまにするポーズに恐怖心を抱きがちですが、2〜3回クラスを受ければ、ほとんどの人が躊躇することなくアクロバティックな動きをこなすとのこと。 また、身体を逆さにすることで身体に良い体内分泌液が発生するため、高いリラクゼーション効果やアンチ・エイジング効果の他、心臓機能の向上やダイエット効果も期待できます。
アンチ・グラヴィティー・ヨガのクラスは、多くのジムやヨガ・スタジオで受講することができます。 肌と布の摩擦による怪我を防ぐために、袖のあるTシャツを着用することが大切です。


Cycle Yoga / サイクル・ヨガ



スピニング (サイクリング) とヨガを合わせたサイクル・ヨガは、全く違う2つのエクササイズを組み合わせることにより、トータル・べネフィットを生む目的で開発されたヨガ。
スピニングとはサイクリング・マシンを使った屋内サイクリングで、筋力トレーニングとカーディオ・トレーニングを兼ねたエクササイズ。 そんなハードな運動の後にヨガを行なうことで、スピニングで酷使した筋肉をほぐし、ストレッチやリラクゼーションといった スピニングでは得られない効果をもたらすのがサイクル・ヨガです。
スピニングの最中は常に上半身が前傾しているため、腹筋と背筋のバランスが悪くなったり、ペダリングによって下半身ばかりが鍛えられるため、身体全体のバランスが悪くなったりします。 そこにヨガを取り入れることによって、全体的にバランスの取れた身体を作ることが可能になるというもの。
サイクル・ヨガは”スピニング・ヨガ”、”ヨガ・アンド・スピン”等の別名でも知られており、現在数々のジムで人気の高いクラス。 前半30〜40分間スピニングを行い、後半30〜40分間ヨガを行うというものですが、 最近では森林に囲まれたアウトドアで、サイクリングの後、絶景のエリアを選んでヨガを行なうというプログラムも行われているようです。


Laughter Yoga / ラフター・ヨガ



「笑いは最強の薬」 と言われている程、笑いが身体にもたらすベネフィットは世界的に知られた事実。 その笑いを使ったヨガがラフター・ヨガです。
別名”ラッフィング・ヨガ”とも呼ばれているこのヨガは、1995年にムンバイのマダン・カタリア医師によって開発され、 現在60カ国に渡ってオーガニゼーションが設立され、実践されているもの。 通常は20〜30人程度が集まって実践されるクラスは、ヨガのポーズ等は行わず、ただただ笑い続けるだけ。 インストラクターの支持に従い、他人と見つめあいながら、とにかく笑っているふりを続けるという何ともおかしなクラスですが、 笑っているふりをしていると、そのうち本当に面白くなってきて、笑いが止まらなくなるのだとか。 そうやって40分程度笑い続けてクラスは終了。その後は横になって目を閉じたまま再度笑いを続けます。
笑いのパワーが計り知れないことは、メディアで度々伝えられていますが、参加者の中には不眠症が治ったという人、 膝や腰の痛みがなくなったという人、さらにはウソか本当か、末期がんまでが治ったという人まで。 現代ではヨガは身体を動かすエクササイズ的なものだと定義されがちですが、伝統的には こういった精神面を重視したヨガも存在しています。


Naked Yoga / ネイキッド・ヨガ



現在、アメリカやヨーロッパでじわじわと愛好者を増やしているのがネイキッド・ヨガ。
その名のとおり全裸で行うヨガのことですが、飾り気のないありのままの姿・心でヨガに挑み、その経験や修行をより深いものにするというコンセプトから生まれました。
裸になると全てをさらけ出した気分になり、心の底からヨガを体感できるというのが参加者達の体験談。 それまで抱いていた自分の身体に対するコンプレックスが無くなって 自分に自信が持てるようになり、 自分も周囲の人々も裸であることに惑わされず、服を着て行うヨガでは得られない強力な集中力を養うことができるということです。
これまで多くのネイキッド・ヨガ・クラスが、性にオープンなゲイ・コミュニティーにおける男性オンリーのものがほとんでしたが、 最近ではユニセックスのクラスも各地で盛んに開催されています。
ネイキッド・ヨガを行うにあたって気をつけなければいけないのは、全裸で行うためにマットの共有をお薦めできないということ。 どのスタジオでもマットの貸し出しが行われていますが、ネイキッド・ヨガの場合、衛生面ではあまり安心できないため、自分専用のマットを持参することが推奨されています。








PAGE TOP