TakeCare of Your Bone Before It's Too Late
あのグイネス・パートロもオステオぺニア(医骨欠乏症)!?
ヘルシー・ボーンのためのガイド


2010年の夏に、グイネス・パートロが自らのライフスタイル・ウェブサイトで明らかにしたのが、 彼女が Osteopenia / オステオぺニア(医骨欠乏症)になっていたという事実。
オステオぺニア は Osteoporosis / オステオポロシス(骨粗鬆症)の初期の段階で骨の密度が下がってくること。
これ自体には特別な症状はなく、特に病気と見なされることもないけれど、放置しておくと確実に、そして通常よりも早い年齢でオステオポロシスになると 指摘されているのだった。
グイネスが40歳にもならないうちから オステオぺニアになっていたということで、 一部の人々は 彼女のマクロバイオティック・ダイエットや、過激なクレンジング・ダイエットがその原因と指摘していたけれど、 事実、彼女は2010年の年明けに、細すぎるボディにも関わらず、ボディ・クレンジングのためのジュース・ダイエットをして、 倒れたことがニュースになっていたのだった。

女性はメナポーズ(閉経)を迎えると、骨の粗鬆が早まることが指摘されているけれど、 グイネスのような、メナポーズ前の年齢の女性が、オステオぺニアやオステオポロシスになる理由は、単純にカルシウムが足りていないため。
そう聞くと、「魚を食べて、牛乳を飲んでいるから自分は大丈夫」と安心する人は多いけれど、 男性の2倍のスピードで骨が衰える女性は、年齢に応じたカルシウムの必要摂取量は、年齢を重ねるにつれて、男性以上になっているのだった。
以下は、女性の1日のカルシウムの年齢別奨励摂取量です。


子供の頃は、魚は嫌いでも 牛乳を飲まされて カルシウムを摂取している場合が 多いけれど、 成長期の骨格が組成される時期のカルシウムは非常に大切なもの。
でも成長期は、骨格を作ろうとする細胞が活発であると同時に、カルシウムが効率良く吸収される時期でもあるので、 よほど偏った食生活をしない限りは、現代人の食生活でカルシウム・サプリメントが必要というケースはさほど無いのが 実情となっています。

それがティーンの後半、20代になるにつれて、過激なダイエットをしたり、 妊娠出産をするケースなどが出てきて、この時期から骨の状態に個人差が出るようになります。
そして、30代に差し掛かる時点から、誰にでも確実に言えるのが、骨の細胞の死滅が 新生を上回るようになって、 組成より衰えの方がスピードアップしてくるということ。
30代に入って40歳までの間に、女性は毎年0.5%の割合で骨を失っていくことが指摘されています。


40代に入ると、骨の欠乏がスピードアップすると同時に、個人差はあるものの糖尿や心臓病等、内臓障害や成人病のリスクが出てきたり、 早めに閉経を経験する人など、様々な健康問題が出てきます。
喫煙者は特に骨の衰えが早まることが指摘され、 この年齢に達してくると、カルシウムの吸収も若い頃より遥かに衰えてきます。 このため、喫煙、不健康なダイエットなどの、ライフスタイルのネガティブ要因が重なって、この年代でオステオポロシス(骨粗鬆症)になる 女性が現代社会では増えていることが指摘されています。
ちなみに、40代の女性は同じ年代の男性に比べて、筋肉の衰えも2倍であるため、 メタボリズムが下がって、この年代から体脂肪=体重が増える女性は多いですが、 その状況が弱ってくる骨の助けにならないことは明らかな事実となっています。


骨の粗鬆を最小限に抑えるためには?

女性の30代、40代というのは、残りの人生の骨の健康を左右する大切な時期。
この時期に適切な量のカルシウムを摂取することは非常に大切ですが、単にカルシウムを摂取するといっても、 そのタイミングや分量など、様々な注意点があって、それは以下のようなものになっています。


「日本人なら食事で十分なカルシウムが取れる」と考えている人は少なくないけれど、40代に必要な1000mgの カルシウムを摂取するためには、ゆで卵を1日20個食べるか、ロブスターの殻を除いた身の部分を1日2キロ以上も食べなければならず、 カルシウムが非常に豊富なサーディン(いわし)の缶詰でさえ、60g入りを3缶平らげる必要があるとのこと。
したがって、食事だけから1日に必要なカルシウムを摂取するのはかなり難しいというもの。
なので、栄養とカロリーのバランスが取れた食生活をするためにも サプリメントというものが必要になってくるけれど、 昨今では、サプリメントが苦手な人のために カルシウムを含んだチョコレート、Adora / アド−ラ(写真右)なども登場。 子供から大人まで、知らず知らずにのうちに、カルシウムが摂取できるようになっています。

食事からカルシウムを摂取するにしても、サプリメントから摂取するにしても、 大切なのは、その体内での吸収を良くさせること。
そのために必要と言われるのが、マグネシウム、ジンクと一緒にカルシウムを摂取すること。 ヴィタミンDを摂取すること。そしてカルシウムを食後に摂取して、 空腹時には摂取しないということ。
マグネシウム、ジンクはカルシウムの吸収を高めることで長く知られてきたもので、アメリカでは この3つを1つの錠剤にしているサプリメントは少なくないのが実情。
またここ数年指摘されているのが、ヴィタミンDがカルシウムの吸収を助けるということで、 実際、先述のグイネス・パートロは、ビタミンDの欠乏症であったために、カルシウムが吸収されにくい体質になっていたことが 指摘されています。

ヴィタミンDは、身体の中で作り出せるヴィタミンで、日光に15分程度当たっていると 身体が自然にクリエイトするようになっているけれど、 年齢と共にヴィタミンDを作る能力が衰えてくるので、こちらもある程度の年齢になったらサプリメントで補給しなければならないもの。
アメリカでは、子供が外で遊ばなくなってから、子供の間でヴィタミンD欠乏症が顕著になったため、 ヴィタミンDを配合した牛乳がスーパーに並んでいるけれど、子供でも、また年齢が若くても、 日光を浴びていなかったら身体が作り出すことが出来ないのがヴィタミンD。 グイネス・パートロも長く日光を避けていたとのことで、美白を心掛けている人は、ヴィタミンDが足りていない可能性は大。
ちなみに、タンニング・マシンの日焼けは、日光以上に肌にフリーラディカルのダメージを与えるけれど、 ヴィタミンDはクリエイトされないので、マシンが自然光より身体に悪いのは 骨の健康の見地からも言えることになっています。

カルシウム、たんぱく質のような、骨と筋肉の組成をつかさどる栄養素を適度に摂取することは、 骨の粗鬆を最小限に抑えるために非常に大切であるけれど、それと同時に大切なのがエクササイズ。
エクササイズをすることによって、カルシウムとたんぱく質が骨や筋肉の組成に使われて、骨が丈夫になる、 もしくは衰えが防げることは既に医学的に立証されていること。


でも、そこで生まれてくる疑問が、グイネス・パートロのケース。
グイネス・パートロと言えば、セレブ・トレーナー、トレーシー・アンダーソンのジムの経営パートナーとしても知られ、 彼女のもとで、定期的にかなりハードなエクササイズをしてきたことで知られる存在。
いくらヴィタミンD欠乏症だったとは言え、グイネス・パートロのケースだと、エクササイズをしていても、骨の欠乏が防げなかったことになるけれど、 一部の専門家が指摘するのが、彼女のエクササイズの内容。 トレーシー・アンダーソンのトレーシー・メソッドと言えば、「女性は3パウンド(1.5キロ弱)のウェイトを使うべきではない」 ということで、重たいウェイトは使わず、同じムーブメントをこれでもかで繰り返すエクササイズ。 それによって、細長い筋肉をつけようとするのが彼女のメソッドであるけれど、 30代、40代になって骨や筋肉の衰えをストップさせようとした場合、重たいウェイトを使って少ない回数のワークアウトをする方が 遥かに時間が短く、効果的と指摘されているのだった。 さらに効果的と言われるのが、ウェイト・トレーニングと有酸素運動をミックスした サーキット・トレーニング。
エクササイズによっては、カルシウムの摂取を増やさなければならないケースが出てくるけれど、それはマラソン・ランナーや、 プロのアスリートのように1日2時間以上エクササイズをするような人々。 特にアスリートは運動に耐えるだけの、骨と筋肉を保つために必要摂取量以上のカルシウムの摂取が薦められています。

骨の健康は若いうちから気をつけているからこそ、年齢を重ねてからも保っていけるもの。 症状が出る前に対策を講じることが非常に大切。
特に、女性でも男性でも長身の人は、骨の問題が起こりやすいので、早めの対応をお薦めします。








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