The Best Exercise Proved By NASA
"Urban Rebounding"

NASAも立証&導入する、最も効率の良いエクササイズ
“アーバン・リバウンディング”が人気急上昇!

アメリカで2011年から徐々に注目を集め、2012年から大きくブレークしたのが、トランポリンを使ったワークアウト。
このワークアウトは “Urban Rebounding / アーバン・リバウンディング” と呼ばれていますが、 これは もともとは 深夜に放送されるインフォマーシャルで、ミニ・トランポリン&エクササイズDVDのセットで発売されたもので、 “アーバン・リバウンディング” とはその商品名。 でも 現在では アーバン・リバウンディングが トランポリン・エクササイズの一般名称となり、全米の多くのジムが そのクラスを導入。それだけでなく、 アーバン・リバウンディング専用のスタジオまで登場するほどの大人気を博しています。

トランポリンと言うと子供の遊び道具というイメージが強いため、それがエクササイズとしてどの程度の効果があるかは想像し難いもの。
でも 実際にやってみると、大人が汗まみれになるハードなカーディオ・エクササイズ。 心拍数を上げながらスタミナを養い、同時に脂肪を燃焼する効果があるため、特に体重を落としたい人の間では大人気。 また、不安定なトランポリンの上で動き回るため、下半身や腹部が集注的に鍛えられ、 バランスの取れたボディを実現することができるというもの。
さらにトレーニングとして優れているだけでなく、怪我のリスクが少ないのもアーバン・リバウンディングの利点のひとつ。 運動による怪我の代表として挙げられるのは、膝や足首など関節の故障ですが、 トランポリンを使ったワークアウトは、関節に掛る衝撃が87%も緩和されるため、とても安全なエクササイズだと言われています。

このアーバン・リバウンディングが、夜中のインフォマーシャルで紹介される ”胡散臭いエクササイズ ” から、 全米でブームを巻き起こす 最新のエクササイズ・トレンドに のし上がった理由は、 意外にも NASA / 航空宇宙局による研究で、その効果の高さが立証されたことがきっかけ。
トランポリンの上で跳ねるという運動は、一見トランポリンの弾力で楽にジャンプが出来るように思われますが、 実際には足元が不安定であるために、着地してから再度 飛び上がるのに全身の筋肉と バランス感覚を使う必要があります。 さらにジャンプをし続けるためには、そのバランスを保ちながら真っ直ぐ飛び跳ねる必要があり、脚だけでなく、 全身の筋肉にタイミング良く力を入れなければならない運動。 このため、トランポリンで跳ねる時の方が 地面を跳ねる時よりも、50〜60%も余分に筋肉が使用され、 非常に効率の良い筋トレである同時に、筋出力の高い運動であることが確認されたのです。
エネルギーの消費量も多く、脂肪燃焼やスタミナ増強といったベネフィットも得られるだけでなく、 先述のように筋骨格に掛かる負担がとても小さいので、 他のスポーツやトレーニングに比べてはるかに安全。 そのため、オリンピックの様々な競技に出場するアスリート達の間でもトランポリンを使ったトレーニングが用いられている他、 もちろんNASAでも、宇宙飛行士の地上トレーニングとして導入されて久しいことが伝えられています。


そしてこのアーバン・リバウンディングのトレンドを受けて、2013年に入ってからはニューヨークでも専用ジムが登場。 トライベッカに登場した“JumpLife / ジャンプ・ライフ(上写真)” は、 25個のミニ・トランポリンが用意された、アーバン・リバウンディングのクラスのみが行なわれるスタジオで、既に大人気を博しています。
同スタジオでは “Jump Dance / ジャンプ・ダンス” と呼ばれる シグニチャー・クラスに特に人気があり、 このクラスはダークな照明の中で ミラー・ボールが回るという クラブのようなセッティング。 テンポの速いダンス・ミュージックが大音量で流れる中、インストラクターの指示に合わせて トランポリンの上で足踏み、ダッシュ、ジャンプをするなど、動きに変化をつけながら、45分間 軽快に動き続けるというもの。
その他にも、“Jump Gym / ジャンプ・ジム” という身体のラインを整えるクラスもありますが、 こちらではウェイトを使いながら筋肉に重点を置いてトレーニングを行なうというもので、 勢いとスピード感のある “ジャンプ・ダンス” に比べて、身体の各部位にじっくりとアプローチするのが特徴となっています。
どちらのクラスも、たった45分間で効率の良い全身トレーニングと脂肪燃焼を実現することから、 その効果が口コミで広まり、リピーターは増えるばかり。 ジャンプ・ライフに通うニューヨーカーの間では、アーバン・リバウンディングは「とにかく楽しい!」と大好評ですが、 楽しいだけでなく、高い痩身効果、そしてだんだんと変わっていくボディ・シェイプにも大満足の声が上がっています。


現在、エクササイズDVDも多く出回っているほか、 夏になると野外でクラスを行なう特別イベントなど、アメリカ中で盛んに行なわれているアーバン・リバウンディング。 そのエクササイズ効果は、何とジョギングよりも66%も多くのカロリーを燃焼することが出来るとのこと。
でもこれは、きちんとしたエクササイズ・プログラムにしたがってワークアウト した場合の結果で、 ただトランポリンの上でジャンプを繰り返すだけの場合、体重65キロの人で燃焼するカロリーは 1時間で207カロリーと、さほど多くないことが明らかになっています。 でも、これがジャンプ・ライフのクラスで展開されているようなワークアウト・プログラムになると、 1時間の燃焼カロリーは、その2〜2.5倍。 したがって、見よう見まねでトランポリンの上でジャンプを繰り返すだけでは、本来の効果が得られないという事も明らかになっています。

リバウンディングの効果を科学的に立証したNASAによれば、その時間に対する効果の高さと怪我のリスクの低さを考慮すると、 アーバン・リバウンディングに勝るエクササイズ法は、今のところ存在していないとのこと。
そんな認識が高まったこともあり、これまで都市部で圧倒的人気を誇っていたスピニングに迫る勢いで、 フォロワーを増やしているのがアーバン・リバウンディングで、それに伴って ミニ・トランポリンの売り上げも うなぎ上りで伸び続けています。







執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。 丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

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