Extreme Weight Gain & Weight Loss
Hollywood Actor Diet!

役作りのためのエクストリームな減量&増量!
ハリウッド・アクター達の ボディ・トランスフォーメーション・ダイエット


ハリウッドのアクター達が役作りのために減量や増量をするのは、比較的よくあること。
特にオスカーの選考の際には、そのキャラクターになりきるためにフィジカルなトランスフォーメーションをした努力が、 演技力同様に評価されるもの。
ここにご紹介するのは、2013年のオスカー・ノミネーション候補を含めた 10人のハリウッド・アクターが 役作りのために行なったダイエット。 ダイエットというと、減量を思い浮かべてしまうけれど、実際にはダイエットとは食事療法という意味で、 増量のための食事療法も意味する言葉。
このうちのアン・ハサウェイとサリー・フィールドについては、これからオスカーのノミネーションが期待される存在ですが、 それ以外の8人のうち、5人が増量、減量によるボディ・トランスポーテーションで、オスカーの主演、もしくは助演賞を受賞。 残り3人もオスカー・ノミネーションを獲得という輝かしい成績ぶり。
役に合わせて、身体を変えてまで演技に取り組もうという姿勢が、スクリーン上に現れるようですが、 やはり短期間の過激な減量、増量を行なっているので、そのダイエット自体は真似をしない方が良いものばかり。 以下、そんな10人のアクターの役作りダイエットをご紹介します。

アン・ハサウェイ in 「レ・ミゼラブル」


長身で 既にスリムなボディのアン・ハサウェイですが、2012年クリスマスに公開される「レ・ミゼラブル」の役作りのために、 12キロを減量。しかも、そのうちの約7キロは僅か2週間で落とすというスピード・ダイエットを達成しています。
同作品の中で、アン・ハサウェイが演じるのは結核を患っているファンティーン。 その役どころにリアリティを持たせるために 彼女が実施したダイエットは、クラッカー状に乾燥させたオートミールのペーストを1日に2枚食べるというもの。 これで7キロを落としてからは、胃が小さくなったので、演技や歌唱をするエネルギーを補うダイエットをしながら、残りの体重を落としていったとのこと。
でも、普通の女性がここまで厳しいダイエットをした場合、短期間でも かなり身体に悪影響が出ることが指摘されています。

サリー・フィールド in 「リンカーン」


映画「リンカーン」の中で、リンカーンの妻、メアリー・トッド・リンカーンを演じているのがサリー・フィールド。 157cm、45キロの体型を保ってきた彼女ですが、役作りのために増やしたのは約12キロ。
そのために、増量用の玄米プロテイン・シェイクを飲んで 摂取カロリーを増やし、半年を掛けて増量したことが伝えられています。 でも、この急激な増量は、今年66歳で既に弱っていた彼女の膝にはかなりきつかったようで、 彼女の膝は 増えた体重を支えきれず、その結果、いためた膝の手術を行なっていたことが伝えられています。
また年齢のため メタボリズムが下がっているのに加え、膝の手術のせいでエクササイズが出来ないというハンディキャップが加わったために、 ウェイトを戻すのもかなり大変だったようで、彼女は 半年で増やした体重を落とすのに、1年を要したと語っています。

ナタリー・ポートマン in 「ブラック・スワン」


既に小柄で身長160cmほどのナタリー・ポートマンが、2011年のオスカーで主演女優賞を獲得した 「ブラック・スワン」のキャラクターを演じるにあたって、落としたウェイトは約10キロ。
1日7〜8時間のハードなバレエ・レッスンをこなしながら、彼女が食べていたのは、もっぱらにんじんのスナックと アーモンド。特にウエストが膨らむスターチ系(パン、パスタ、ライス)の炭水化物は徹底的にカットしていたとのこと。
撮影が終了して、ほどなく妊娠したナタリーですが、当初は、彼女が妊娠のために体重が増えたのを、 「過激なダイエットの反動の食べすぎ」と誤解していたメディアもあったほどでした。

クリスチャン・ベール in 「ザ・ファイター」


「ザ・ファイター」で、オスカーの助演男優賞を受賞したクリスチャン・ベールは、 その中でウェルターウェイト級のドラッグ中毒のボクサーを演じるために、約18キロを減量。 でも、それよりもハリウッドで良く知られているクリスチャン・ベールの過激な役作りダイエットは、2004年に公開された「ザ・メカニスト」で 彼が主役を演じた際で、この時の彼は約30キロを落として、183センチの身長で 55キロという激痩せボディに変身。 しかしながら、その半年後には 「バットマン」を演じるために、筋肉質な99キロのボディになることを要求されていたとのこと。
「ザ・メカニスト」の減量の際には、水とリンゴ1つ、コーヒー1杯で、体重を落としたという彼であるけれど、 「ザ・ファイター」の減量では、きちんと栄養師がついてカロリーと栄養分をコントロールしていた一方で、 1日4時間のランニングをこなすというトレーニングで急ピッチで減量に成功。 本人は走り終わる度に、非常にヘルシーな気分を味わいながらの減量だったことを明かしています。

ルーニー・マーラ in 「ザ・ガール・ウィズ・ザ・ドラゴン・タトゥー」


世界的なベストセラーの映画化の主役に大抜擢されたルーニー・マーラーであるけれど、 監督のデヴィッド・フィンチャーが要求しなかったにも関わらず、 役作りのために 自らの決心で ウェイトを落とすことにしたのが彼女。
その減量のために、既に細身の彼女が行なったのは、とにかく食べず、空腹で過ごすこと。 最初は、ルーニーがウェイトを落とすことに懸念を示していたデヴィッド・フィンチャーも、 彼女が痩せてくるにしたがって、キャラクターにマッチした シャープなイメージが出てきたので、 途中からは 彼女のダイエット肯定派になったことが伝えられています。

ヒラリー・スワンク in 「ミリオンダラー・ベイビー」


「ミリオンダラー・ベイビー」 で女性ボクサーを演じたヒラリー・スワンクであるけれど、 彼女がボクシングを学ぶと同時に、ボクサー・ボディになるために与えられたのは、僅か30日という 極めて短い時間。その間に彼女は約9キロの筋肉を食事とトレーニングによって つけているけれど、これは同じ重さの脂肪をつけるよりも遥かに難しいこと。
これを実現するために、ヒラリー・スワンクが毎日食事として摂取していたのが210グラムのたんぱく質。 そのためには30分から1時間置きに、脂肪分の少ないたんぱく質を摂取しなければならなかったとのこと。 さらに彼女に要求されていたのが筋肉をデベロップするための1日9時間の睡眠。
でもその睡眠も、途中でプロテイン・シェイクを飲むために何度か妨げられていたとのこと。 1日中、食べ続けながら、ハードなトレーニングをして、残りの時間はひたすら眠るというのは、 オリンピック前のマイケル・フェルプスの生活に似ているけれど、 30日間でプロのボクサー・ボディになって、なおかつボクシングそのものを学ぶというのは、とんでもなく困難なプロジェクト。
したがって、彼女が同映画で2度目のオスカー主演女優賞を受賞したのは当然と言えるでしょう。

ジョージ・クルーニー in 「シリアーナ」


ジョージ・クルーニーがオスカーの助演男優賞を受賞したのが2005年に公開された 「シリアーナ」。
同作品の中で、CIAエージェントを演じた彼は、約15キロを主にパスタを大量に食べるという食生活で増量。 でも、普通に食事をして 体重を保っていた彼にとって、本人が欲する以上の食事を強いられるのは、 全く楽しい経験ではなかったそう。しかもエクササイズも出来ず、通常撮影の合間にバスケット・ボールをするなど、 スポーツを楽しんでいたクルーニーにとって、「シリアーナ」の撮影はかなり苦痛だったよう。
しかも、ウェイトが増えてからは かなり精神的に落ち込んだことを自ら語っています。 彼曰く、「同作品の撮影で 10年は年老いたと思う」とのこと。

シャリース・セロン in 「モンスター」


2003年に公開された 「モンスター」でオスカーの主演女優賞を受賞したシャリース・セロンは、 彼女が演じたキャラクター、アイリーンの役作りのために14キロを増量。 そのために彼女が食べ続けたのが、クリスピー・クリームのドーナツ。 糖分、脂肪分、カロリーが高いドーナツのお陰で、短時間にかなり急激に ウェイトを増やすことが出来たとのこと。でもその味に飽きてしまったシャリースは、 残りの数キロを増やすために、ポテト・チップを常に食べ続けていたそうで、 「ポテト・チップは どんなに食べても飽きなかった」と語っています。

レネー・ゼルウェガー in 「ブリジット・ジョーンズ・ダイアリー」


「ブリジット・ジョーンズ・ダイアリー」のヒロインを演じるために、約14キロを増量したのが レネー・ゼルウェガー。同役でオスカーの主演女優賞にノミネートされた彼女が食べていたのは、 上のシャリース・セロン同様に、クリスピー・クリームのドーナツと、 ベン&ジェリーのアイスクリーム。これらを1日中食べ続けて体重を増やした彼女が、 同作品の撮影直後から取り組んだのが、 映画「シカゴ」でロキシー・ハートを演じるための ハードなダンス・レッスンと、スリムな体型に戻るためのロー・カロリー・ダイエット。
レネーは、映画「シカゴ」でも主演女優賞にノミネートされましたが、 その後の彼女は、「ブリジット・ジョーンズ」の続編を演じるために、再びの増量。 この時はスターバックスのフラペチーノでドーナツを流し込んでいたそうで、 フラペチーノは普通のミルクを使うと、1杯700カロリーが簡単に摂取できるもの。 そのせいで、続編ではウェイトを増やしすぎたという声も聞かれていました。
本人は、周囲に短時間にウェイトを増やしたり、減らしたりするのが、いかに 長期展望で身体に悪いかを指摘され続けて、かなり精神的に落ち込んでいたとのこと。 またボディもさることながら、ブリジット・ジョーンズの2作目後は、体重を落としても、 顔の皮膚のたるみが元に戻らず、フィラーを注入したことから、 「整形手術に失敗したような顔」とメディアに叩かれる結果にもなっています。
そのレネーは、2011年に「ブリジット・ジョーンズ」の3作目のオファーがあったものの、 再びウェイトを増やすのを拒んで、断ったことが報じられています。

トム・ハンクス in 「キャスト・アウェイ」


1993年に公開された「フィラデルフィア」でAIDSに感染したゲイ・キャラクターを演じて、オスカーの主演男優賞を受賞したトム・ハンクスであるけれど、 この時エイズの病状が進行したキャラクターをリアルに演じるためにmトム・ハンクスが落としたウェイトは約15キロ。
その8年後、2001年に公開された「キャスト・アウェイ」で、飛行機事故で遭難し、現代版ロビンソー・クルーソーの生活を強いられる フェデラル・エクスプレスのエグゼクティブ、チャック・ノーランを演じた際に、彼が落としたウェイトは何と25キロ。 映画のプロダクションは、遭難前と直後を先に撮影し、遭難から時間が経過した状態の撮影は、トム・ハンクスがウェイトを落とすまで中断されていたとのこと。
ちなみに映画の撮影というのは、中断すると、その間誰も働いていなくても、高額なバジェットが生じるもの。 すなわち、プロダクション・スケジュールというプレッシャーが掛った状態でのダイエットでしたが。僅かの間に25キロの減量に成功したトム・ハンクスが 食べていたものはもっぱらココナッツ。 まずココナッツ・ミルクを飲んで、その中のココナッツの実を食べるという、映画のキャラクター顔負けのダイエットですが、 ココナッツというのはとても沢山は食べられない代物。 直ぐに満腹感を得るだけでなく、繊維質が多いせいか便通の勢いも凄かったことを本人が語っています。






執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。 丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。

PAGE TOP