June Week 4, 2014
★ How To Create Breakthrough Moment
くすぶる人生に転機をもたらすには?


秋山様
こんにちは。はじめまして。
CUBE New Yorkは私がアメリカで学生をしていた頃から大好きで、 今も毎週欠かさず読んでいます。
今回、是非相談してみたいと思ったのは、 秋山さんでしたら、論理的で具体的なアドバイスを頂けると思ったからです。

私は今38歳ですが、無職、貯金ナシ、彼氏ナシ(未婚)、実家暮らし、 という、はっきり言ってどうしようもない、社会人として、大人としてどうかと思うような状態です。 (姉がおりますが、結婚して子供もおり、家も建て、所謂まっとうな人生を歩んでいます。)

私は高校卒業後、地元の短大に進学しましたが、 小学校の頃からの夢だったアメリカ留学を諦めきれず、親に頼み込み、 また自らもアルバイトをしてお金を貯め、短大卒業後にアメリカの4年生大学へ進学しました。
アメリカへ行ったものの、「アメリカに住む、アメリカの大学に行く」ことが目的だったため、 具体的に何がしたくて、何を勉強したいのかが、ありませんでした。 最初は、美術専攻にしようと思いましたが(もともと好きだったので)、 特に美術について抜きん出ていた訳でもないし、 また、ちょっとした興味で美術を専攻しても将来の就職に困るな、と思い、 たまたま最初に取ったクラスが面白かったというだけの理由で、経済学を専攻にしました。
もともと何か思う事があっての経済学を専攻したのではなかったので、 勉強にもそんなに力が入る訳でもなく、 無事卒業はしたものの、成績は散々でした。

就職に関しても、特にこれといった計画も、やりたい事もなかった私…。 卒業して日本に帰って見つければいいや、と思っていました。 しかし卒業半年前に、友人から誘われて出掛けたボストン・キャリア・フォーラムで、 これまた興味のなかった製薬会社を受け(これも、友人が受けるから、私も一緒に受けてみよう、ぐらいな軽い動機でしたが)、受かってしまい、 日本に帰国後、製薬会社の営業として約4年程働きました。
製薬会社の営業は、自分のやった事が数字(売上)となって明確に返ってくるので、 遣り甲斐はとても感じていましたが、かなりハードな仕事で、 毎日朝早くから夜遅くまで、特に接待がある日は、朝4、5時まで付き合いで飲み歩く事もあり、心身ともに疲れ切ってしまい、辞める事にしました。

製薬会社の仕事を辞めた後は、3カ月ほどのんびり過ごし、 その後、転職活動を本格的に始めるものの、自分が何をやりたいのか、 将来どうなりたいのか、まったく定まらず、未だに転職を繰り返している状態です。 (しかも、雇用形態はずっと派遣や契約社員など有期雇用です。)
一度、「やっぱり私は海外に住みたい」と思い、 アメックスのコールセンターの仕事を受けた事もありました。 (当時コールセンターはシドニーにあり、採用されればシドニーに住める為。) しかし、いざ採用され、東京で研修を受けたものの、 コールセンターでの仕事に遣り甲斐や楽しさを見つけられず、 また、特にシドニーにも興味があるわけでもないことに(今更)気付き、 3カ月の研修期間中に辞めました。 (ただ単に、海外に住みたいからという理由で、安易な考えだった所以、だと思います。)

それ以来ずっと、地元愛知で、自動車関連企業を渡り歩き、派遣でずっと仕事をしています。 派遣で働き始めてから、過去7年の間、一番長く続いたのは1年10か月です。 ひどい時は2,3日で辞めたり(思っていた仕事内容と実際が違っていた、職場があわなそう、などの理由)、 複数の派遣案件を同時に受け、契約スタートの数日前にドタキャン、なんてことも…。
とくにここ2,3年は、年齢的な焦りや、派遣として働く限界がみえてきた為、 早く正社員として働ける職場を探さないといけない、 でも何がやりたいのだろう、と悩みつつ、 派遣でいろんな職種に手を出しては辞める、の繰り返しです。 (今まで、秘書、営業事務、貿易事務、特許事務、翻訳などをしてきました。)

その為、登録している複数の派遣会社からも、信用がかなりなくなっている状態で、 また、やはり年齢的にも、紹介案件数も激減しました。
(ただ、自分で言うのも…ですが、仕事に関しては真面目にやっていて、 就業先からはいつも良い評価を頂いています。それもあって、今までは多少の契約についての云々があっても、 大目に見てくれていたのだと思います。 ただ、それがあまりに頻繁に起こる為、もういい加減このスタッフに仕事を紹介するのはやめよう、と思われつつあると思います。)

つい先日、かなり破格のお給料での仕事を紹介されたのですが、 地元の中小企業で、いま考えると とてもいい条件だったにもかかわらず、 その前にいた企業が大手であった為、そこと比べてしまい、 「こんな中小企業なんて…」と思って、1ヶ月で辞めてしまいました。 ですが、今はそのことをとても後悔しています。
周りの友人は、「お給料が良いなら多少の事は我慢するべき」と言っていて、 私もそう思ったのですが、辞めてしまいました。
(中小だろうが、雇ってくれるだけでありがたい、ぐらいに思わないといけない状態なのに、中小企業は嫌だという理由で。もう、自分を何様だと思っているの?という状態だと思います。自分でも。現実を見つめないといけないのですが。)

こんなことを繰り返しているので、収入も安定せず、日々の暮らしで精一杯。 その為貯金もできず、将来の不安を抱え、精神的にも安定していないので、 恋愛する気にもなれず、という状態です。
もう38歳なので、同級生や元同僚はほとんど、結婚して、子供ができ、家も建てて、 安定した生活を送っている人が大半です。 また、結婚していない友人たちは、それなりのキャリアを持ち、収入もある為、 まとまった休みは海外旅行などをして独身生活を楽しんでいます。

私は、ここ7年、製薬会社を辞めてからというもの、 まともなキャリアもなく、貯金もなく、彼氏も、結婚も・・・文字通り何もありません。
もう、こんな状態は本気でよくないと(今更ながら)思っています。 今年は正社員の仕事を見つけて、貯金をして、お見合いでもなんでもして結婚する!と思っていたのですが、 今の時点で無職、なのです。貯金も無く…。
無職はよくないからと、とりあえず派遣で働いて正社員を探したら、とも思います。 でもその派遣の仕事も、とりあえずで妥協して仕事についても、またすぐ辞めてしまいそうです。 それも不安です。 ある意味、派遣の仕事ももう後がないというか。 次に失敗したら、本当に、もう、紹介してくれる派遣会社がゼロに等しい状態になってしまいます。 それもあって、今回はかなり慎重になっています。 (派遣の仕事は40歳限界説もあります。ちなみに日本、特に地方では、正社員も結婚も、40歳以降はチャンスも相当少ない、厳しい状況です。)

正社員の仕事でも、とりあえずの派遣の仕事であっても、 とにかく、自分が何をやりたいのか、自分にとって何が一番いいのか、わからないのです。 何を基準に仕事を探していいかわからない状態です。 また、ここ数年の定着しない仕事ぶりのせいで、”辞め癖”みたいなものがついてしまっています。 正直、ここ最近で一番長く続いた仕事は最長7カ月なのです。1年も続いていません。
ちなみに、私はとても意志が弱い人間だと思います。だらしない人間だとも思います。 また、自分に甘く、他人に厳しいです。 こういった性格も、色々良くない事を引き起こしているのでは、と思っています。
また、貯金に関しては、実は、製薬会社時代から、入った収入は全部使ってしまっており、 貯金する習慣をつくっていません。計画的な使用もできていません。 (自分の貯金残高が100万円以上になったのは、お恥ずかしいですが、留学前にアルバイトをしていた時以来ありません。) ちなみに、私の両親は、私にとても甘いため、金銭的に困っているというと、お小遣いをくれたりします。そしてそれに甘んじてしまっています。本当に情けないと思います。
私は、40歳になる前に(2年以内に)、 正社員の仕事につき、貯金もきちんとして、そして結婚したいと思っています。 これら3つの目標を実現させるために、 まず、私がしなければいけない事、直した方がいい事、そしてどのようなステップで目標に到達していけばいいのか、挫折しそうになった時のモチベーションの上げ方など、 何かアドバイス頂ければと思います。
本気で、どうにかしたいと思っています。 よろしくお願い致します。
(どんな厳しい意見でも構いません。)

−F−





私自身、「自分が何をしたら良いのか分からない」、「自分に何が出来るのか分からない」という思いで、何年も苦しんだ経験がありますので、 Fさんのお気持ちは非常に良く理解出来ます。 特に焦る気持ちがあれば あるほど、その苦しみが重たくのしかかって来ますので、 何からどう手を付けたら良いのかを考えて、実行しかけては振り出しに戻って、月日ばかりが過ぎて行くというのは、 人生のこういう時期にありがちなシナリオだと思います。

私がFさんのメールを拝読した第一印象は、括弧で括ったセンテンスが非常に多い文章だということでした。 これは文法的なことを申し上げているのではなくて、括弧で括った部分が、まるで別の誰かが Fさんのストーリーに合いの手を入れて、 状況を説明しているような印象を受けたのです。 そしてそれが、Fさんのパーソナリティにも通じる印象も受けました。
加えて、私が気になったのが以下の2組のセンテンスです。

「自分が何をやりたいのか、自分にとって何が一番いいのか、わからないのです。」
「いざ採用され、東京で研修を受けたものの、コールセンターでの仕事に遣り甲斐や楽しさを見つけられず・・・、」

すなわち、Fさんはご自分が何をやりたいのか分からない、自分にとって何が一番良いのか分からないけれど 自分に向かない仕事、自分が続けていけない仕事は分かっているのです。

「自分で言うのも…ですが、仕事に関しては真面目にやっていて、就業先からはいつも良い評価を頂いています。」
「ちなみに、私はとても意志が弱い人間だと思います。だらしない人間だとも思います。」

Fさんが本当に意思が弱い、だらしない人間だったら、就業先からいつも良い評価を得ることは無いはずです。

人間心理の中には、常に陰と陽、ポジティブとネガティブ、理想の追求と現実の見極め というような 異なる要素の心理バランスがありますが、 私がメールを拝見した印象では、Fさんの中で これらの バランスが ”状況に流される自分” と、”それを辛らつに受け止める自分”という スタイルを形成して、ご自身を 宝の持ち腐れ状態にしたまま、がんじがらめにしているように見受けられました。

Fさんは、受けた職場に何度も採用されて 良い評価を得ているので、そもそも能力がある方ですし、その能力はご自分でも自覚されています。 またそんな能力に応じたプライドや理想をお持ちでいらっしゃることも、条件が良い企業を 中小企業だからという理由で お辞めになったことから 明らかだと思います。
私が、能力とプライドをお持ちでいらっしゃる Fさんに欠けているように感じるのが、パッション(情熱)や、欲望、 自分の幸せや運命を嗅ぎ分ける本能的なひらめきです。 これらが欠落した状態では、何度仕事を変わったところで、職種が変わるだけで、同じ状況を繰り返すだけですし、 真の恋愛が実ることも、キャリアが花開くことも無いように思います。
そして大変失礼ながら、メールを拝見した限りでは それがこれまでのFさんのレジュメと人生のパターンになっていたものとお見受けいたします。

「私は、40歳になる前に(2年以内に)、 正社員の仕事につき、貯金もきちんとして、そして結婚したいと思っています。」 とメールに書いていらしたのですが、それがFさんの夢や理想、そして幸せなのでしょうか。 どんな仕事でも正社員で、収入が安定していれば良いのでしょうか。どんな男性でも自分と結婚してくれる人だったら、構わないのでしょうか。
正直なところ このセンテンスには、 特に興味がある仕事ではないけれど、雇われてしまったから働き出して、 結局は止めてしまうFさんの状況が如実に現れているように感じられました。

もしFさんが 自分がどんな仕事をしたいかが分からないとしても、自分がどんな男性と結婚したいのかが分からなくても、 「40歳になるまでに、自分が情熱を注げる仕事を探して、貯金をきちんとして、 そして 生涯を共に出来る男性を見つけて結婚したいと思っています」とでも書いて下さった場合には、 私は心配もしませんし、そのセンテンスに異論を唱えることもありません。 でも「私は、40歳になる前に(2年以内に)、 正社員の仕事につき、貯金もきちんとして、そして結婚したいと思っています。」というセンテンスは、 人生の理想や目標を語っているというよりも、 「結果はどうあれ、世間体が悪くないタイム・テーブルで人生を送ろうと思っています」というように聞こえてしまいます。

どんな夢や理想を持っているに関わらず、人間が生きる上で目標とすべきなのは、自分を幸せにする、幸せになることです。 Fさんから頂いたメールからだと、Fさんは特に自分がやりたい訳では無い選択や、派遣であてがわれた仕事をするうちに、 目先のタイムテーブルにばかり捉われて、何が人生の最終目的なのか という意識が希薄になっているように感じられます。
すなわち幸せを求めるための自主性=パッション、貪欲さが失われていて、 自分を幸せに導くために 誰もが持っている本能や嗅覚が鈍ってしまっている印象が否めません。
したがって、就職や結婚を目指して 何を始めるか以前に、ご自身の考え方、人生に取り組む姿勢から変えて行く必要があると思います。
先に Fさんがご自身の中で ”状況に流される自分” と、”それを辛らつに受け止める自分”という対極の心理スタイルを形成していると 申し上げましたが、まず手始めに Fさんがこれまで歩んできた状況をもっとポジティブに捉える必要があると思います。

「まともなキャリアもなく、貯金もなく、彼氏も、結婚も・・・文字通り何もありません。」 と書いてくださいましたが、この状況にしても ネガティブなものを何も抱えていないだけ、幸福だと思うべきなのです。 借金もなく、病気でもなく、お金をせびったり 結婚をちらつかせてFさんを利用するようなボーイフレンドも居なく、 サポートしてくださるご両親がいらっしゃるのですから、プラスの蓄積はなくても、マイナスも無いのです。 世の中には、マイナス要因を沢山抱えて 「せめてゼロからやり直せたらどんなに幸せか」と考えて、苦労をしている人は沢山居ます。

また、”派遣でいろんな職種に手を出しては辞める、の繰り返しです”とのことでしたが、 そのことも 「未だ自分に合った仕事は見つからないものの、いろいろなことにトライしてきたし、 様々な職場に採用されてきた」とポジティブに捉えるべきです。 仕事の面接やテストを受けても、受けても採用されない人、最初から働く気もなく、トライさえしない人などとは違って、 Fさんには 様々な職場で受け入れてもらえる能力があり、時期は短くても それらの職場で働いてきた経験があるのです。

留学経験があるFさんでしたらご存知かも知れませんが、英語には ”グラス・ハーフ・フル/ハーフ・エンプティ” という表現があります。 グラスに同じように 水が半分入っている状況でも、 それを「グラスが水で半分満たされている」と思うか、「半分しか入っていない」と思うか で人生のアプローチは大きく異なるのです。
現在のFさんのアプローチは、後者のネガティブ型で、自分を応援して盛り立てていかなければならないのに、 辛らつな批判で自分を潰してしまっています。 そんな状況では、どんどん人生に消極的になっていくだけです。

そんな姿勢を改善した上で、次に取り組んで頂きたいのが、世間一般のタイムテーブルに捉われる意識を払拭することです。
私は母がプロとして占いをする関係で、人の”人生”を”運勢”として捉える見地を母から学びましたが、 人の運勢というのは、誰もが20代や30代で結婚をして、60代までに家や財産を築き、その後リタイアするというようには出来ていません。 早咲きの人も居れば、遅咲きの人も居ます。何をやってもダメな時期もあれば、何をやっても上手く行く時もあります。
そんな自分の運勢の流れを知らなくても、自分が求めるものを熟知して、それを妥協せずに追い求める人というのは、 往々にして、自分の運勢に合った人生、後悔の無い人生を歩むことが出来るようになっています。
逆に、特定の環境や風潮に合わせようとしたり、周囲のプレッシャーを感じるがあまり、 自分でも何かが違う、何かが欠けていると思いながら、適齢期に出会った男性だから それが運命だと思い込んで結婚したり、 自分が本当にやりたい仕事よりも、お給料や条件が良いからと、自分に合わないキャリア・チョイスをすれば、 それによって簡単になると思われた人生がさらに難しくなったり、楽で簡単ではあるものの、退屈で変化が無く、 ただ年だけ取って行くような毎日を送ることになったりもします。

これまでのようなFさんの考えに捉われていたら、たとえ40歳までに正社員の仕事に就いて、貯金が出来て、結婚をしたとしても、 その目標が達成された時に、Fさんがアメリカの大学を出た途端に目標を失ってしまったのと同じ状況になりかねません。 結婚生活にしても、いざスタートしてみたら、今までやってきたお仕事同様、 「自分に合った相手ではなかった」、 「続けていても生きがいが見出せない」等の気持ちが沸いてきても不思議ではありません。

恋愛でもキャリアでも 愛情や情熱が注げて、これを手に入れたい!、これを手に入れるために頑張る!というような 欲が出てこない限りは、自分を満足させることはできません。また自分が満足しない限りは、何時までも 不完全燃焼のサイクルを繰り返すことになってしまうのです。

自分をポジティブにして、タイムテーブルに捉われる意識を取り去ると同時に 試みて頂きたいのは、 毎日 どんな小さなことでも構わないので、人を幸せにする何かすることです。
電車の席を譲ってあげることでも、 街中で迷っている外国人に英語で声をかけてあげることでも、何でも良いのです。 人がありがたいと思って、感謝の気持ちを返してくれたり、微笑み返してくれることは、 Fさんご自身を幸せにします。
私の印象では、今のFさんには 自分の幸せが何かという意識が かなり希薄になっています。 ですから人を幸せにして、それによって自分に返ってくる幸せを味わうことから、ご自身にとっての本当の幸福とは何なのかを考え直していただきたいと思います。

加えて 人から戻ってくるポジティブなエネルギーを身体に蓄えて、 自分自身に活力を与えて行くことも大切です。
そうやっていくうちに、毎日を楽しく、1日に1度でも幸福感を味わうことによって、 今まで自分の中で自分を批判してきたアルター・エゴが、徐々に 自分を応援してくれたり、新しいアイデアを与えてくれるようになります。
銀行の残高が増えなくても、自分の考えを変えるだけでも、 人生観が開けて、自分の中に輝きを生みだすことは可能なのです。
そうやって、ポジティブなエネルギーやオーラを発することが出来るようになって、初めて 良い出会いやチャンスというものが巡ってきます。 そして人とのポジティブなインターアクションが増えていけば、その中から 自分がやりたいことのヒントを見出すケースも多いのです。
ネガティブにくすぶっていたら、悪いものは寄ってきても、良いものは寄ってきません。

実は Fさんは、このコーナーをスタートして以来、私がアドバイスを書く前に、初めてお誕生日をお尋ねした方でした。 というのは、今まで頂いた単発的な問題についてのご質問とは違って、今回は人生や運勢の流れを知ってから お答えするべきだと感じたためでした。
Fさんは、特に過去2年は天中殺でいらしたので、物事が思い通りに行かずに焦りを感じる局面や、後悔することが多かったと思われますし、 あまり良い出会いやチャンスにも恵まれなかったものと思います。 でも、その天中殺が明けた今はFさんにとって、人生を転換させるチャンスであると同時に、Fさんご自身も これまでとは違う気持ちで取り組める時でもあるのです。 だからこそ、このコーナーにメールを下さったものと私は感じている次第です。
このチャンスを生かさなければ、この先Fさんの人生は、気休めと不完全燃焼の繰り返しになってしまいかねません。 ここで、奮起して自分を中から変えなければ、仕事が変わっても、男性とデートを始めても 今の局面は打開できません。

厳しいことをかなり書いてしまいましたが、「きっとそのうち良いお仕事や、素敵な男性ににめぐり会えると思うので、あきらめずに頑張ってください」 などと、特に役に立たないけれど、気休めになるようなアドバイスで良いのであれば、 私とてその方が、これを読んでくださる読者の方に「人の人生について酷いことを言うなぁ」などと思われず、 簡単に済ませることが出来るのです。
でも、私がWill New Yorkの留学のビジネスをスタートしたのは、 Fさんのように、「本当に自分を何とかしたい」という気持ちの方に 新しい方向性を見出していただくという目的もありました。 ですから、Fさんには同じ状況でWill New Yorkのプログラムに参加してくださる方と 同等のアプローチでアドバイスさせていただきました。

それを これからどう使って、どうやって今の局面を好転させるかはFさんご自身の努力や 情熱に掛かっています。 本気で情熱を持って、貪欲に取り組める何かが見つかるまでは、 その情熱やエネルギーを自分を変えることに注いでみてください。

私が辛い時に思い出す言葉に、「どんなに長くても 明けない夜は無い」というものがありますが、 それは本当なのです。 何かに夢中で取り組むことが出来たら、気づいたときには夜が明けているはずです。
そして、ご自身を外側から磨いて、魅力的でいることも忘れずに!

Yoko Akiyama



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執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。 丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。


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